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マーガレット展20日から!半世紀の歴史を凝縮

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マーガレット、別冊マーガレット連載陣による合作「恋する屏風」。

マーガレット、別冊マーガレット連載陣による合作「恋する屏風」。

9月20日より東京・森アーツセンターギャラリーにて、「わたしのマーガレット展 ~マーガレット・別冊マーガレット 少女まんがの半世紀~」が開催される。

「わたしのマーガレット展」では、マーガレット、別冊マーガレット(ともに集英社)を彩ってきた歴代連載作品の中からピックアップした、約400点に及ぶ原画を公開。展示は全10章から構成されており、創刊から半世紀に及ぶ歴史を追体験できる内容に仕上げられている。

第1の展示室にはわたなべまさこ「ガラスの城」、本村三四子「おくさまは18歳」など雑誌の黎明期を支えた名作の原画がずらり。マーガレット、別冊マーガレットの創刊号もそれぞれ展示された。第2展示室では浦野千賀子「アタックNo.1」、山本鈴美香「エースをねらえ!」に代表されるスポーツマンガ、第3展示室では60年代から70年代にかけてブームを巻き起こした古賀新一らのホラーマンガ、第4展示室では亜月裕「伊賀野カバ丸」をはじめとしたギャグマンガをそれぞれフィーチャーしている。

第5エリアでは、「ホットロード」「瞬きもせず」で知られる紡木たくを特集。淡いタッチで描かれた原画の数々が、来場者を出迎える。なお第5エリアの前室には、8月に公開された映画「ホットロード」の撮影衣装や、バイクの展示コーナーも設けられた。続く第6展示室では「きらめく個性」と題し、宮脇明子「名探偵保健室のオバさん」、尾崎南「絶愛-1989-」など、“恋愛”というテーマにとらわれず描かれた作品群を紹介。打って変わって「LOVE, LOVE, LOVE」と称した第7展示コーナーには、多田かおる「イタズラなKiss」、咲坂伊緒「ストロボ・エッジ」など恋愛ものの原画が並ぶ。

池田理代子の作品群を展示した第8エリアを越えると、「ベルサイユのばら」のオスカルとアンドレを等身大で再現した立像が登場する。立像は撮影が許可されているので、来場者はオスカル、アンドレとともに思い出の1枚を撮ってみては。

「舞台は学園!!」と題した第9エリアは、学校の教室をモチーフにした展示室。黒板をイメージした壁などに、河原和音「高校デビュー」や神尾葉子「花より男子」といった学園ものの原画を一挙に展示する。ラストを飾る第10エリアには、八田鮎子「オオカミ少女と黒王子」、椎名軽穂「君に届け」をはじめとした現在連載中の作品群がお目見え。そのほか河原、咲坂、椎名、八田、あいだ夏波、アルコ、種村有菜、ななじ眺、森下suu、やまもり三香の10組が、ガラス板にそれぞれのキャラクターを描いた合作「恋する屏風」も披露されている。

開催に先がけ、本日9月18日に行われた内覧会には、作家陣を代表し池田と、展覧会のスペシャルサポーターを務める谷原章介が登場した。従姉妹の影響から幼い頃から少女マンガに触れてきたという谷原は、池田に「『ベルサイユのばら』の新作が読めるとは思いませんでした」と、興奮気味に伝える。これを受け池田は「(連載が終了して)40年経って、当時書き足りなかったところがたまっているんです。今日も締め切りが近いのに呼ばれてしまいまして……」と語り会場の笑いを誘う。また池田は言われてみたい「胸キュンワード」を問われ、「言葉ではないんですが『壁ドン』は女の子にとって永遠の憧れですよね。実は『ベルサイユのばら』の中でも描いたりしてるんですよ」と明かした。

わたしのマーガレット展 ~マーガレット・別冊マーガレット 少女まんがの半世紀~

会期:2014年9月20日(土)~10月19日(日)
時間:10:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)
会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ 森タワー52階)
住所:東京都港区六本木6-10-1
前売券:一般1600円、大学・専門学校生1200円、中学・高校生900円、4歳~小学生600円 ※3歳以下無料
当日券:一般1800円、大学・専門学校生1400円、中学・高校生1100円、4歳~小学生800円 ※3歳以下無料

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