鈴木勝吾と平野良が再びタッグ組む、モリミュ「大英帝国の醜聞 Reprise」

ミュージカル「憂国のモリアーティ」大英帝国の醜聞 Repriseが5月から6月にかけて東京と京都で上演される。

ミュージカル「憂国のモリアーティ」は、三好輝のマンガ「憂国のモリアーティ」（集英社）を原作としたミュージカル作品（通称モリミュ）。西森英行が脚本・演出を手がける今作では、鈴木勝吾と平野良がW主演を務め、2020年7月に上演されたOp.2「大英帝国の醜聞」編の再構成に挑む。

時は19世紀末、大英帝国最盛期（パクス・ブリタニカ）のロンドン。大英帝国王室からある重大な“機密文書”が盗み出されたことを知ったウィリアム（鈴木）は、“犯罪卿“ジェームズ・モリアーティとして、密かに計略を巡らせる。同じ頃、この事件の鍵を握る“The Woman（あの女）”は、シャーロック・ホームズ（平野）への接触を果たしていて……。

上演に向けてウィリアム・ジェームズ・モリアーティ役の鈴木は「新しく始まる時はいつでも、期待と不安が入り混じるものですが、モリミュの永遠の同志から沢山貰った意思と想いを身体と心に刻んで体現し、新しい仲間と出逢いたいと思います」とコメント。

シャーロック・ホームズ役の平野は「ウィリアム役の鈴木勝吾くんと再びタッグを組める事がとても嬉しいです」「今まで積み上げてきたモリミュをなかった事になんて出来やしません。今までの軌跡を大切に新たな奇跡を。その意気込みで全力で臨みたいと思います」と思いを語った。

その他の出演者にはアルバート・ジェームズ・モリアーティ役の廣瀬智紀、ルイス・ジェームズ・モリアーティ役の百名ヒロキ、セバスチャン・モラン役の佐々木崇、フレッド・ポーロック役の横山賀三、ジョン・H・ワトソン役の橋本真一、ミス・ハドソン役の能條愛未、マイクロフト・ホームズ役の伊藤裕一、アイリーン・アドラー役の彩凪翔らが名を連ねた。

公演は5月16日から18日まで東京・シアターH、23日から25日まで京都・京都劇場、30日から6月8日まで東京・天王洲 銀河劇場にて行われる。鈴木、平野のコメント全文と廣瀬、百名、佐々木、横山、橋本、能條、伊藤、彩凪のコメントは以下の通り。チケットの発売日など詳細は続報を待とう。

鈴木勝吾コメント

新しく始まる時はいつでも、期待と不安が入り混じるものですが、モリミュの永遠の同志から沢山貰った意思と想いを身体と心に刻んで体現し、新しい仲間と出逢いたいと思います。

どんな新しい世界が広がるのか。愛と推進力に満ちた作品が創れれば幸いかと思います。新しいモリミュも応援いただけたら幸いです。

胸に刻んだ道の記憶は絶対に忘れません。いつまでも共に。

平野良コメント

新たなモリミュが始まります。引き続きシャーロック・ホームズを演じさせていただきます、平野良です。

ウィリアム役の鈴木勝吾くんと再びタッグを組める事がとても嬉しいです。それ以外は新キャストで心機一転、再出発。きっとまた一つずつ積み上げて、このカンパニーだけの唯一無二の「モリミュ」が出来上がるのだと思う。しかし、今まで積み上げてきたモリミュをなかった事になんて出来やしません。今までの軌跡を大切に新たな奇跡を。その意気込みで全力で臨みたいと思います。

廣瀬智紀コメント

アルバート・ジェームズ・モリアーティ役の廣瀬智紀です。

憂国のモリアーティの持つ世界観に魅入られています。

そして、モリミュの持つエネルギーに圧倒されています。

これまでのモリミュが培ってきた軌跡にリスペクトを持って、その高いハードルを越えていけるよう、精一杯がんばります。

楽しみにしていただけたら幸いです！

百名ヒロキ コメント

"モリミュ"の愛称で長年愛されてきたこの作品に携われる事、とても嬉しいです。

オリジナルキャストの皆様が紡いできたモリミュの世界観を引き継いで、そしてこれからも更に長く繋いでいけるようにこの作品に尽力し、特権階級を浄化していきます。

佐々木崇コメント

初めまして、セバスチャン・モラン役の佐々木崇です。

多くの方に愛されているこの作品に携われることをとても嬉しく思っています。男らしく色気に溢れるモランを作り上げられるよう努めてまいります。

横山賀三コメント

この度、モリミュにフレッド役で参加できることをとても光栄に思っています。素晴らしい楽曲で彩られる、ミュージカル「憂国のモリアーティ」の世界を更に輝かせられるよう、作品を愛し全力で向き合っていきたいと思います。宜しくお願いします！

橋本真一コメント

出演が決まるよりも随分前、モリミュを観劇し、その芸術としてのクオリティの高さを体感し圧倒されました。役者として衝撃を受け、素直に「出たい！」と思った作品に実際に出演する事が叶い心から嬉しく思っています。前任の方々が作り上げてきたものはとてつもなく偉大で、モリミュという看板を引き継ぎ背負うことは決して容易いことではありませんが、“これまで”を繋いでくださる鈴木さん平野さんと共に、“新たに作る意味“を築き、お届けしたいと思います。

能條愛未コメント

この度、ミス・ハドソン役を務めさせて頂くことになりました、能條愛未です。

私も新たに仲間入りさせてもらえた事が嬉しく、ハドソンさんを私なりにどのように演じていこうかなど今から胸が高鳴ります。

長きに渡り愛されている作品、今作からさらにパワーアップ出来るよう全力で努めて参ります。

是非劇場にお越し下さい。

伊藤裕一コメント

原作コミックに出会ったのは、確か2018年。

「全国書店員が選んだおすすめコミック」で紹介された時でした。

今まで自分が描いていたモリアーティ教授像を、華麗にひっくり返してもらったことを覚えています。永く愛されてきたミュージカルシリーズに参加できること、心から嬉しく思います。このカンパニーで、無色の綛糸の中から、緋色の糸を引き抜き、白日のもとに晒してご覧に入れましょう。

彩凪翔コメント

ミュージカル「憂国のモリアーティ」に出演出来る事とても嬉しく光栄に思っています。

私自身、久しぶりのミュージカルで身が引き締まる思いですが、原作やモリミュのファンの方、ここまで積み上げてこられた方へのリスペクトを持ってアイリーン・アドラーとして精一杯生き抜きたいと思っています。

皆さまにお会いできる日を楽しみにしております。