宝塚歌劇団雪組次期トップスターに朝美絢、11月にミュージカル「愛の不時着」でお披露目

宝塚歌劇団雪組の次期トップスターに朝美絢が決定した。新トップスターお披露目公演は、11月30日に東京・東京建物 Brillia HALL（豊島区立芸術文化劇場）で開幕するミュージカル「愛の不時着」となる。

「ミュージカル『愛の不時着』原作tvNドラマ『愛の不時着』パク・ジウン執筆(c)STUDIO DRAGON by CJ ENM, ALL RIGHTS RESERVED.」の原作は、2019年に韓国で放送され、大ヒットしたテレビドラマ。芸術学校でピアノを学びながらも亡き兄に代わり軍人となった北朝鮮のエリート将校リ・ジョンヒョクと、パラグライダーで飛行中に竜巻に巻き込まれ、彼のもとに“不時着”した韓国の財閥令嬢ユン・セリの恋模様が展開する。「愛の不時着」は2022年に韓国でミュージカル化され、韓国キャストによる日本公演も実施された。今回は中村一徳が潤色・演出を務め、リ・ジョンヒョク役を朝美、ユン・セリ役を夢白あやが演じ、新トップコンビのお披露目を行う。

公演は、11月30日から12月15日まで東京建物 Brillia HALL（豊島区立芸術文化劇場）、22日から28日まで大阪府 梅田芸術劇場 メインホールにて。

なお、雪組男役スター・縣千の主演公演「西洋奇譚『FORMOSA!!（フォルモサ）』－空想世界の歩き方－」の上演も決定。熊倉飛鳥による作・演出の本作では、縣がフォルモサ人を名乗る謎の男“ジョルジュ・サルマナザール”に扮する。本作は、18世紀に実在した偽書「台湾誌」の作者ジョルジュ・サルマナザールをモデルに、彼の名が広く知られる様子から顛末までをコミカルに描くミュージカル作品となる。公演は、12月2日から11日まで梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、来年1月8日から13日まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場にて。