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Cody・Lee(李)高橋響が世田谷代田で語る「世田谷代田」

Cody・Lee(李)高橋響が世田谷代田で語る「世田谷代田」

“地名をタイトルに冠した楽曲”を発表してきたアーティストに、実際にその街でインタビューを行うこの連載。「なぜその街を舞台にした曲を書こうと思ったのか」「その街からどのようなインスピレーションを受けたのか」「自分の音楽に、街や土地がどのような影響を及ぼしているのか」……そんな質問をもとに“街”と“音楽”の関係性をあぶり出していく。数々のバンドを輩出した街・下北沢から小田急線で1駅、歩いて約10分──今やドラマ「silent」のロケ地としてもおなじみの場所・世田谷代田。下北沢の喧騒から少し離れ、環七沿いにひっそりと佇むこの土地を、Cody・Lee(李)が3年前に歌にした。それが「世田谷代田を越え抱いた」というキャッチーかつインパクトのあるフレーズで幕を開ける「世田谷代田」だ。Cody・Lee(李)はそれまでもかなりの頻度で街の名前を歌詞に登場させてきたが、「桜町」「東京」「世田谷代田」の3曲には、地名のみがそのままタイトルに冠されている。高橋響(Vo, G)の地元である桜町や、幾度となくテーマにしてきた東京と並んで、なぜ世田谷代田がタイトルに冠され、曲の舞台として歌われたのだろうか。そしてなぜCody・Lee(李)の曲には、具体的な地名がやたら登場するのだろうか。そんな質問をぶつけたところ、彼のクリエイティブと街との関係性、自身のアイデンティティにもなっているという“地方出身がゆえの東京への思い”など、さまざまな話が飛び出した。

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6月17日
音楽