Kaedeはこのコロナ禍において、Negiccoと並行してソロ名義での配信ライブの開催や新作ミニアルバム「秋の惑星、ハートはナイトブルー。」のリリースなど精力的な活動を展開してきた。そんな彼女にとって6度目のバースデーライブとなった今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため無観客での配信ライブとして実施。6年連続でバックバンドを務める
定刻になり待機時間中の静止画から映像が切り替わると、白を基調とした衣装を身にまとった大人びた出で立ちのKaedeと、澤部渡(G, Cho)、佐久間裕太(Dr)、佐藤優介(Key /
ライブ中盤のMCではKaedeが「最近サッカーにハマっているんです」と訥々と語り始め、Negiccoの活動を通して新潟のクラブチーム・アルビレックス新潟を応援しているものの、サッカーやチームについて知識ないことを後ろめたく思っていたと告白。そして勉強のつもりで見始めたサッカーに今では夢中になっており、その「輪に入りたい、くやしいな」という思いが、これまで縁遠かったThe Kinksなどの洋楽に触れるきっかけになるなど聴く音楽にも影響していると話した。Kaedeは「秋の惑星、ハートはナイトブルー。」収録の新曲「モーニングコール」でライブを再開させると、王舟提供のミディアムナンバー「夜明けの部屋」を軽やかにパフォーマンス。再びトークパートに入ると、バックバンドを務めるスカートメンバーと共に自粛期間中の過ごし方の話題に花を咲かせた。
ライブが終盤に差しかかると、Kaedeはファンへの思いを語り始める。「今まですごく応援してもらっていて、ありがたいなという気持ちはずっと持っていたけど、お客さんがいない場所で歌う機会が増えるたびにさびしいなと思うし、皆さんに早く会えるといいなとずっと思っています」「応援することが何か心の支えになっている人もいると思うので、そういう人たちの前で早くライブをやりたい。それに『配信だから観なくていいかな』となって、そのままいなくなっちゃう人もいなくはないんじゃないかなと思うんですよ。それは悲しいけど、その人たちが今まで応援してくれたのは変わらないから感謝しているし、もしも戻ってきてくれたときに『ライブを観に行きたいな』と思ってもらえるようにパフォーマンスのレベルを落とさず、よりよくしていけたらいいなと思います」と、Kaedeはコロナ禍に感じたファンとの距離感や、ライブへの思いを語った。そして最後に「秋の惑星、ハートはナイトブルー。」から「ジュピター」を届けると、おだやかな表情でステージを去った。
なおKaedeは誕生日である本日9月15日に、宇多丸(RHYMESTER)がパーソナリティを務めるTBSラジオ「アフター6ジャンクション」に電話出演する。番組ではKaedeのライブ音源がオンエアされる。
Kaede オンライン生誕イベント「beside you」2020年9月11日 セットリスト
01. あの娘が暮らす街(まであとどれくらい?)
02. ただいまの魔法
03. クラウドナイン
04. あなたは遠く
05. 君が大人になって
06. スウィート・リグレット
07. モーニングコール
08. 夜明けの部屋
09. さよならはハート仕掛け
10. 花束
11. セピア色の九月
12. Remember You
13. ジュピター
TBSラジオ「アフター6ジャンクション」
2020年9月15日(火)18:00~21:00
新潟発!! 地域情報サイト「ミンツ」 @mints_niigata
【ライブレポート】Negicco Kaede、会えないファンへの思い語った29歳バースデーライブ(写真42枚)
https://t.co/O5LNm1QIra
※ 誕生日である本日9月15日…TBSラジオ「アフター6ジャンクション」に電話出演...