騒音寺がソウルで現地バンドとロックンロール対決

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11月14日、韓国ソウル市のサンサンマダン・ライブホールにてイベント「R&R Monster party! 騒音寺 vs. THE MOONSHINERS」が開催。騒音寺と現地のバンドによるロックンロールの競演が実現した。

今回のライブを企画したfiesta musicのホン代表は、2008年9月に大阪で初めて騒音寺のパフォーマンスを体験。「彼らのロックには人生の本当のものが詰まっている」と感動した彼女は、彼らの音源を韓国に紹介するために音楽事務所を立ち上げた。

今回のライブを企画したfiesta musicのホン代表は、2008年9月に大阪で初めて騒音寺のパフォーマンスを体験。「彼らのロックには人生の本当のものが詰まっている」と感動した彼女は、彼らの音源を韓国に紹介するために音楽事務所を立ち上げた。

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騒音寺は2バンド目に登場し、韓国でも発売されたニューアルバムのタイトル曲「赤いビート」など立て続けに3曲を披露。なべ(Vo)が韓国語で「はじめまして。日本から来ました。騒音寺です」、そして日本語で「ロックンロールミュージック、好きですか!?」と、それぞれの言葉を織り交ぜた勢いのあるMCをすると、日本語がわからない観客もロックに国境はないとばかりにそれに呼応する。

初めて体験する騒音寺のビートとなべの個性的なパフォーマンスに、最初は様子を見ていた観客も、曲が進むに連れぐいぐい引き込まれていく。終盤の「乱調秋田音頭」では、両手をくるくる回す盆踊りのような踊りを、日本から駆けつけたファンだけではなく韓国のオーディエンスも踊り始め、会場の空気はひとつとなった。

なべが「カムサハムニダ、来年もソウルに来たいな!」と、観客に感謝の気持ちを伝え「ソウルの皆さん、ご唱和ください!」と高らかに叫んだ後は、ラストナンバーの「Rock and roll (will never die)」に突入。ひときわ勢いのある演奏を終えるとメンバー5人は深々とお辞儀をし、1時間弱の演奏を終えた。

なお、騒音寺の後には韓国のロックバンド、THE MOONSHINERSが登場。アンコールではステージになべが呼ばれ、オールディーズナンバー「マイ・ボニー」を一緒に歌い上げた。抱擁しあう2人のボーカリストの姿に、両バンドのファンは惜しみない拍手を送っていた。
(取材・撮影:清水2000)

「R&R Monster party! 騒音寺 vs. THE MOONSHINERS」騒音寺セットリスト

01.赤のビート
02.おでこ娘
03.星の降る夜
04.ボディー・トーク・シャッフル
05.雨降り日
06.ニグロの血
07.のらのぶる~す
08.狐か狸か
09.ローリング・ストーン!
10.ヤング・ジェネレーション
11.社会の窓から
12.あほうな仲間
13.乱調秋田音頭
14.Rock and roll (will never die)

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音楽ナタリー @natalie_mu

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