ミュージカル作品ならではのテンポのよさが気になった「グレイテスト・ショーマン」
これまで名作をほぼ観たことがないまま育ち、難しいストーリーの作品は苦手。だけど映画を観ること自体は決して嫌いではないし、ちゃんと理解したい……。そんな貴重な人材・ミルクボーイ駒場孝による映画感想連載。文脈をうまく読み取れず、鑑賞後にネット上のレビューを読んでも「えっ、この映画ってそんなこと言うてた?」となりがちな彼が名作を気楽に楽しんだ、素直な感想をお届けする。第20回のお題は「グレイテスト・ショーマン」。これまではミュージカル作品に苦手意識があったという駒場だが、前回のコラムでは「RRR」のダンスシーンを受け入れられたと聞き、この連載では初めてミュージカルを取り上げる。基本的には満足だったようだが、どうしても細かいことが気になってしまうようで……。