ミケランジェロ・フランマルティーノ監督作が劇場上映、カンヌ2冠「四つのいのち」など3本

1

14

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 2 12
  • 0 シェア

イタリアの映画監督ミケランジェロ・フランマルティーノの特集上映「ミケランジェロ・フランマルティーノの驚くべき世界」が、6月19日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次行われる。

ミケランジェロ・フランマルティーノ

ミケランジェロ・フランマルティーノ [高画質で見る]

“スロー・シネマ”の旗手として知られ、対話をほとんど持たない映像言語や固定カメラによる長回し、自然音を主体とした音響設計によって独自の映画世界を構築してきたフランマルティーノ。このたびの特集には3本が並び、2003年の長編デビュー作「おくりもの」の4Kレストア版がスクリーンに。実祖父のアンジェロ・フランマルティーノを主演に迎えた同作では、人口流出によって廃村寸前である小さな村を舞台に、老いた男の最期の日々がつづられる。

「おくりもの 4Kレストア版」場面写真  ©︎Santamira - Coop. CA.RI.NA.

「おくりもの 4Kレストア版」場面写真 ©︎Santamira - Coop. CA.RI.NA. [高画質で見る]

加えて2010年製作の「四つのいのち」も。カラブリアの山村で静かに営まれる生の循環がセリフをほぼ用いずに描き出される同作は、第63回カンヌ国際映画祭の監督週間でヨーロッパ・シネマ・ラベル賞を受賞し、子ヤギに対してパルム・ドッグ賞も贈られている。また第78回ヴェネツィア国際映画祭で審査員特別賞、FEDIC(イタリア映画クラブ連盟)賞、La Pellicola d'Oro Award(ラ・ペリッコラ・ドーロ賞)の3冠に輝いた「地底への旅」もラインナップされた。2021年に製作された同作は、イタリアの高度経済成長期という歴史的文脈を背景に、人間が未知の領域へと踏み込む行為の意味を問うもの。第34回東京国際映画祭では「洞窟」のタイトルで上映された。

「四つのいのち」場面写真 ©︎ 2010 VIVO FILM, ESSENTIAL FILMPRODUKTION, INVISIBILE FILM, VENTURA FILM

「四つのいのち」場面写真 ©︎ 2010 VIVO FILM, ESSENTIAL FILMPRODUKTION, INVISIBILE FILM, VENTURA FILM [高画質で見る]

「地底への旅」場面写真 ©︎2021 DOPPIO NODO DOUBLE BIND - ESSENTIAL FILMS - SOCIETE PARISIENNE DE PRODUCTION - ARTE FRANCE CINEMA

「地底への旅」場面写真 ©︎2021 DOPPIO NODO DOUBLE BIND - ESSENTIAL FILMS - SOCIETE PARISIENNE DE PRODUCTION - ARTE FRANCE CINEMA [高画質で見る]

YouTubeではティザー予告が公開中。3作品は東映ビデオ提供のもと、グッチーズ・フリースクールが配給を担う。

特集上映「ミケランジェロ・フランマルティーノの驚くべき世界」ティザー予告

この記事の画像・動画(全8件)

リンク

この記事が役に立ったらいいね!をお願いします

いいね!をすると、Xのタイムラインであなた向けのナタリーの記事が表示されやすくなります。

いいね!する

読者の反応

  • 1

映画ナタリー @eiga_natalie

ミケランジェロ・フランマルティーノ監督作が劇場上映、カンヌ2冠「四つのいのち」など3本(ティザー予告あり)
https://t.co/pTH35qshBD

#ミケランジェロ・フランマルティーノ https://t.co/exL1HCOivu

コメントを読む(1件)

ミケランジェロ・フランマルティーノの映画作品

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 四つのいのち / ミケランジェロ・フランマルティーノ の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。