四つのいのち

あらすじ・ストーリー　南イタリアのカラブリア州。その山深い村で暮らす羊飼いの牧夫は、信心深く近くの教会の埃が病を癒してくれると信じ、それを水に溶いて飲み続けていた。だがある晩、彼は山羊に囲まれる中で、静かに息を引き取る。すると入れ替わるように1匹の仔羊が誕生する。

解説　昨年のカンヌ映画祭でヨーロッパ映画賞を獲得するなど、各国の国際映画祭で高い評価を受けた話題作。今回が長編2作目となるイタリアの新鋭、ミケランジェロ・フランマルティーノ監督が、自然界の4つの生命を通して、この世に生きるものすべての命のつながりを描き出す。ワンショットの長回しや動物の演出など、監督の独特の感性が際立つ。

スタッフ	監督：ミケランジェロ・フランマルティーノ
キャスト	ジュゼッペ・フーダ ブルーノ・ティンパノ ナザレノ・ティンパノ