「箱の中の羊」キャスト。1段目左から綾瀬はるか、大悟、桒木里夢。2段目左から清野菜名、寛一郎、柊木陽太。3段目左から角田晃広、野呂佳代、星野真里。4段目左から中島歩、余貴美子、田中泯 [高画質で見る]
少し先の未来を舞台とした同作で描かれるのは、亡くした息子と同じ姿・同じ声のヒューマノイドを家族に迎え入れた夫婦の物語。家族の時間は少しずつ動き始めるが、予期せぬ事態によって、夫婦がそれぞれに抱く息子の死への思いがあらわになっていく。綾瀬が建築士の甲本音々(こうもとおとね)、大悟が工務店の2代目社長・甲本健介(こうもとけんすけ)を演じ、オーディションによって
清野は音々の妹・小滝亜利寿(こたきありす)、寛一郎は健介が経営する工務店タマケンの従業員・日高玄(ひだかげん)にそれぞれ扮し、「怪物」で注目を集めた柊木は翔に接触する少年・今野詩季(こんのたくと)役で出演。角田は音々に新居の建設を依頼する羽野夫婦の夫・潤一役、野呂はその妻・佳澄役で参加する。「空気人形」にも出演した星野はヒューマノイドを息子に迎えた母親役、中島はヒューマノイドサービスを展開するRE birth社のエンジニア役を担当。余は音々の母・西村信代(にしむらのぶよ)役、田中はタマケンの熟練工・山縣昭男(やまがたあきお)役に選ばれた。各キャストのコメントは後掲の通り。
あわせてYouTubeでは予告編が公開された。ヒューマノイドを笑顔で迎える音々と対照的に、「ワシは君のパパではない。おじさんでいいよ」と応じる健介。すれ違う両親を見つめていた翔が「ママは僕がいないほうが幸せ?」と問いかける様子が収められた。彼が発する「そろそろ出発なんだ」という言葉も確認できる。音楽は「竜とそばかすの姫」の
なお東京・国立映画アーカイブ 長瀬記念ホールでは、是枝のフィルモグラフィーをたどる「映画監督 是枝裕和 Hirokazu Kore-eda Retrospective」が6月2日から28日まで開催。詳細やチケット購入方法は、国立映画アーカイブの公式サイトを確認してほしい。
「箱の中の羊」は5月29日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。
映画「箱の中の羊」予告編
清野菜名 コメント
脚本を読んだ時、ヒューマノイドが家族に加わることでの葛藤や喜び。だけど埋められない寂しさもあるんだと、胸が締めつけられました。監督からは「セリフを言いきらなくても、やり取りを受けて先に進んでいい」とお話しいただき、自分は型にハマりすぎていたんだ。もっと自由でいいんだと気づかされました。是枝組の現場では、役者が常に動いていて、流れによってセリフも変わっていくこともあります。それはすごくリアルで、とにかく新鮮な感覚でした。
寛一郎 コメント
是枝組への参加は初めてですが、一観客として新作が作られることでも幸福なのに、自分も出演することができるなんて、「ご褒美」のような、毎日が楽しみな現場でした。
大悟さんは、実際お会いすると、とても色っぽくて。現場では「後ろ姿がいい」「背中がいい」と監督はじめ撮影スタッフの皆さんに言われていたのが印象に残っています。綾瀬さんは天然で不思議な雰囲気のある方ですが、すごく求心力がある方で。大悟さんと綾瀬さんの普段のやりとりが家族のような、そんな一瞬がありました。
柊木陽太 コメント
「怪物」に続いての是枝組の現場だったので、スタッフさんには懐かしい方も多く、変わらないあたたかい雰囲気に家に帰ってきたような気持ちになりました。前回は一番年下でしたが、今回は年下の子たちと一緒に撮影することも多く、お兄ちゃんとしてみんなを引っ張る気持ちで演じていました。みんな元気がよく、いつもくっついてくるので、ヒューマノイド役の白いメイクが衣裳につかないように「ちょっと待って」とやり取りしたのも楽しい思い出です。
角田晃広 コメント
変わらず、穏やかな中で皆さんがプロのお仕事をされている、という現場でした。
私は、家の建築を依頼する夫の役でしたが、色々な現場でご一緒している野呂さんとの夫婦役はいい意味で緊張感なく安心してできました。家づくりにおいては「女性は未来を、男性は過去を向く」という監督の言葉が印象的でした。
野呂佳代 コメント
またご一緒できることがとても嬉しかったです。現場は、みんなが素直な気持ちでお芝居に向き合えているような不思議な空気があって、とても心地よい時間でした。AIなど現代の社会的なテーマが「是枝監督の映画になるとこういう世界になるんだな」と感じながら脚本を読みました。私と角田さんが出てきたシーンで「おっ」と思っていただけたら嬉しいです。
星野真里 コメント
久しぶりに是枝組に参加することができ、前回に続き今回も夢のような時間でした。撮影前には大きく感情を揺さぶられ、現場ではただ素直に存在させていただいた感覚です。脚本はとても難しく感じましたが、人生も同じように分からないことばかりだからこそ、ただ生きるしかないのだと感じました。息子役の惺奏さんの高いプロ意識にも大きな刺激を受け、学びの多い現場でした。
中島歩 コメント
是枝監督作品への参加は「阿修羅のごとく」に続き二度目ですが、またしれっと参加させていただいていることがにわかに信じがたいです。俳優をはじめた時の自分に教えてあげたいです。人間をロボットのように、ロボットを人間のように見せるためにどうすればよいか、監督はじめみんなで思案しているのが興味深かったです。ちなみに僕の役は人間です。たぶん。
余貴美子 コメント
是枝裕和監督は隣のおじちゃまみたいに本当に優しい方。現場で「じゃあこれも」と急にセリフが増えた時には少しおたおたしましたが、常にみんなで相談しながらチームで映画を作っている感覚がありました。
ヒューマノイドを通して、人の死や存在について考える時間にもなりました。
田中泯 コメント
台本を読ませていただいて、これはとても大切な映画だと確信し、「出たい!」と無理やり入っていって出していただいたような(笑)。本当に出演できて幸せでした。ありがとうございます。
坂東祐大 コメント
まさかの二作連続で是枝組に参加させていただくことになりました。
チェロの独奏から、オーケストラ、合唱まで丁寧に作り込んでいます!
監督の描くヒューマノイドとある夫婦との変化し続ける関係性を、音楽でも繊細に表現できたらと思っております。お楽しみに。
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コータ_mhh 💉5 @koota_mhh_47
野呂佳代さんが出る作品に
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