香港映画「破・地獄(原題)」が「旅立ちのラストダンス」の邦題で、5月8日より東京・TOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国で公開される。2024年秋に香港で公開されるや大ヒットを記録し、香港映画の興行収入で歴代最高を樹立した話題作。コロナ禍にウエディングプランナーから葬儀業者に転職した男を主人公に、香港の家族、伝統、死生観という普遍的なテーマを描き出す。YouTubeでは予告編が解禁された。
本作はコロナ禍で多額の負債を抱え、ウエディングプランナーから葬儀業者への転身を余儀なくされたトウサンの物語。結婚式と葬式は大きく異なり、トウサンはさまざまな困難に直面する。最大の難関は、ともに葬儀を取り仕切る葬儀道士のマン師匠に認められることだった。利益の追求が第一のトウサンと、伝統を重んじるマン師匠は、絶えず衝突し、2人の関係は険悪に。だがマン師匠と娘・マンユッの一家と関わるうちに、そのわだかまりは徐々に消えていく。そしてトウサンは次第に、マン師匠が葬儀で行う儀式「破地獄」の真の意味に気付いていくのだった。
「毒舌弁護人~正義への戦い~」の
原題の「破地獄(はじごく)」とは、香港で熱心に信仰される道教(タオイズム)の伝統的な葬儀儀式。儀式では道士が独特な歩行法を使い、地獄に通じ、死者を地獄から導き、死者が執着を捨てて迷いから目覚め、二度と地獄の苦しみを受けずに済むようにするという。また、遺族にも安らぎと慰めをもたらす儀式でもある。ポスターには破地獄を執り行う道士の躍動感あふれる姿がデザインされ、「その舞いは、死者と残された者の最後のお別れ。」というコピーが添えられた。
予告では葬儀業界へ転身したトウサンをはじめ、昔気質の厳格な道士・マン、その娘であるマンユッが、衝突しながらも儀式を通じて生の意味を見つめ直していく姿が切り取られた。ナレーションを担当した俳優の
「旅立ちのラストダンス」は提供をツインとHulu、配給をツインが担当。140分尺のディレクターズカット版での公開となる。なお2月20日には特製スマホ壁紙が特典となったムビチケ前売券(オンライン)が発売。
※記事初出時、ムビチケ前売券の発売日に誤りがありました。お詫びして訂正します。
ゆか @yuka
『旅立ちのラストダンス』!?またこんな無個性でチープな邦題を……『破・地獄』でいいやん!映画祭上映時の邦題『ラスト・ダンス』もどうかと思ったけど……“トワイライト・ウォリアーズ”もいまだに嫌でしょうがないのに……よくあるハリウッド産のほっこり終活ムービーみたいなヌルい邦題やめて。 https://t.co/1UtTYCpUS3