本作は、1916年の戦時下フランス・パリを舞台に、イタリアの芸術家アメデオ・モディリアーニの人生を変えた“狂気と情熱の3日間”を描く伝記映画。才能に恵まれながらも批評家に認められず、酒と混乱の日々を送っていたモディリアーニは、キャリアを捨ててパリを去ろうとするが、画家仲間やミューズの存在に引き止められる。やがて彼は、自分の人生を変えるアメリカのコレクター、モーリス・ガニャと出会う。
デップにとって「ブレイブ」以来、約30年ぶりの監督作となる本作。孤高の天才芸術家モディリアーニ役には「ジョン・ウィック:チャプター2」のマフィア役で知られる
その後、デップとスカマルチョはZoomを通じて対面。スカマルチョは当時を振り返り、「娘とベビーシッターを車に乗せ、ローマからプーリアに向けて高速道路を走っていた。だから、打ち合わせをするためにガソリンスタンドに立ち寄った」とし、「Zoomで初めて顔を合わせたとき、背景を見たジョニーが突然『おい、これはいったい何?』と聞いてきた。私が『すみません。今ガソリンスタンドで、娘を乗せて車で走っていて……』と答えると、ジョニーは『ガソリンスタンドでZoomミーティングか。彼で決まりだな』と言ったんだ」とユニークな秘話を披露した。
またスカマルチョは、デップを「非常に率直で圧倒的なカリスマがある」と評する。出身地こそ違うが、互いのバックグラウンドが似ていることから、「私たちは本当に気が合った。おそらく彼がケンタッキー出身で私がアンドリア出身だからだろう。アンドリアはイタリアで言うところのケンタッキーみたいな場所で、プーリアは田舎の奥地で何もないところ。だからルーツは大切な要素だ」と強い共感を覚えたと明かしている。
YouTubeで公開された本編映像では、恋人ベアトリスが持ち込んだ自身の彫刻を、モディリアーニが自ら手直しする様子が切り取られた。ベアトリスに「完成してない」と告げるも、「そうね、見ればわかる」と返され、その言葉が癪に障ったモディリアーニは「完成している、完璧だ」とむきになる。しかし夜な夜な彫刻を修正し、「(ベアトリスに)会うのが早かった」とつぶやくのだった。彼の芸術への執念がうかがえる場面となっている。
「モディリアーニ!」は1月16日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。アントニア・デスプラ、ブリュノ・グエリ、ライアン・マクパーランド、スティーヴン・グレアム、ルイーザ・ラニエリ、アル・パチーノも共演に名を連ねた。
映画「モディリアーニ!」本編映像(彫刻とモディリアーニ)
関連記事
ジョニー・デップの映画作品
関連する人物・グループ・作品
映画ナタリー @eiga_natalie
1枚の写真が決め手、ジョニー・デップ監督作「モディリアーニ!」主演に
伊俳優リッカルド・スカマルチョの起用秘話が明かされる
https://t.co/ESJ9Ay6g2W
本編映像の一部も公開!
#モディリアーニ https://t.co/eqKM5hHoD7