PFFアワード2019でグランプリを獲得した「おばけ」は、周囲の理解が得られず妻や子供から愛想を尽かされても1人きりで映画を撮り続ける男の物語。遠い空から彼の孤独な作業を談笑交じりで見守る“星”の声を、お笑いコンビ・
2020年4月に公開を予定していた同作は、新型コロナウイルスの流行による緊急事態宣言の発令を受けて延期となり、同年7月にスクリーンにかけられた。中尾は当時を「それなりの窮屈さやもどかしさを感じながらの歩みでした。とはいえ、ひとたび上映が始まると、そんな状況下でも初日から多くの方にお越しいただき、得難き出会いがありました」と回想。このたびの上映について「心の底から喜びが溢れています。それは『上映の機会を得られた』という単純なものではなく、『この場所でやり残した事をやっと果たせる』という使命感にも似た喜びです」と語った。鑑賞料金は1500円均一で、上映期間中には中尾が登壇する舞台挨拶も実施予定だ。
なお「道行き」は2月13日に東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、テアトル新宿で公開。兵庫のシネ・リーブル神戸で2月20日、大阪・テアトル梅田では2月27日より上映され、愛知のナゴヤキネマ・ノイや京都の京都シネマでも近日公開される。
映画「おばけ」予告編
中尾広道 コメント
「おばけ」リバイバル上映によせて。
本作は、当初2020年4月からポレポレ東中野で公開される予定でした。僕は作品を広めていくための配給・宣伝を自ら行う「自主配給」という選択をし、同映画館の小原さんと共にコツコツ準備を進めていました。
ところが公開直前に、新型コロナウィルス感染拡大防止のため「緊急事態宣言」が発令され、上映は延期・未定。先行きの見えない不安や暗澹たる気持ちが世の中にゴロンと横たわってしまいました。
仕切り直して同年7月に公開できたものの、それなりの窮屈さやもどかしさを感じながらの歩みでした。とはいえ、ひとたび上映が始まると、そんな状況下でも初日から多くの方にお越しいただき、得難き出会いがありました。
当時、マスク着用、会話厳禁、飲食禁止、ソーシャルなんとかを遵守してお越し下さった方々には心より感謝しております。その時に得た想いは、今も僕の創作の原動力になっています。
この度、新作「道行き」の公開記念として、5年ぶりに劇場で「おばけ」を上映していただく運びとなりました。心の底から喜びが溢れています。それは「上映の機会を得られた」という単純なものではなく、「この場所でやり残した事をやっと果たせる」という使命感にも似た喜びです。初めてご覧になるお客様はもちろんのこと、当時、観にきてくださった方にも、ぜひもう一度くつろいだ環境でご鑑賞いただきたいと思っています。
「おばけ」は配信もソフト化もありません。劇場でのみご覧いただけます。ぜひ映画館の暗闇へお越しください! そこにおばけはいます。僕もできるだけ駆けつけるつもりです。以前できなかった質疑応答もやります。観客の皆様と色々なお話ができたらこの上なく嬉しく思います。
劇場でお会いしましょう!
2025年12月 中尾広道
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