柄本明と西本竜樹の巡業追う映画「今は昔、栄養映画館の旅」、朗読劇とセットで上映

柄本明と西本竜樹による朗読劇が、全国のミニシアターを巡業する旅を追ったドキュメンタリー映画「今は昔、栄養映画館の旅」が完成。3月に朗読劇上演と映画上映をセットで行う特別企画公演の開催、および東京で上映されることが決定した。

1983年に朗読劇として初演された竹内銃一郎による「今は昔、栄養映画館」は、過去には石橋蓮司と柄本の配役などでも演じられた不条理劇。現在は柄本と西本によるコンビで、劇団東京乾電池の稽古場兼劇場である「アトリエ乾電池」にて再演を重ねている。

自称映画監督と自称助監督が「映画完成セレモニーの開始を待っている」という設定の本作を「“本当の映画館”で上演できたら」との思いから、2025年5月1日から31日まで全国22館のミニシアターで24回の上演を実施。本ドキュメンタリーでは、柄本と西本が劇団東京乾電池のスタッフとともに、ワゴン車1台で各地のミニシアターを訪れた約1カ月の旅をつづる。

朗読劇上演と映画上映をセットで行う特別企画公演は、東京・新文芸坐、シネマヴェーラ渋谷、早稲田松竹で開催。入場料金は5000円均一。映画上映は新文芸坐、早稲田松竹で行われる。舞台挨拶も実施される予定だ。詳細は劇団東京乾電池公式サイトで確認してほしい。

「今は昔、栄養映画館の旅」特別企画公演と東京ロードショー上映開催概要

特別企画公演（朗読劇＆映画上映セット）

開催日時・場所

• 2026年3月14日（土）東京都 新文芸坐
• 2026年3月20日（金）東京都 シネマヴェーラ渋谷
• 2026年3月28日（土）東京都 早稲田松竹 ※予定

チケット料金

5000円均一

ドキュメンタリーのみ上映

開催日時・場所

• 2026年3月15日（日）～19日（木）東京都 新文芸坐
• 2026年3月29日（日）～4月3日（金）東京都 早稲田松竹 ※予定