イライジャ・ウッド「ロード・オブ・ザ・リング」ゴラム主役の新作映画に言及

映画「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズで知られるイライジャ・ウッドとショーン・アスティンが、本日12月7日に「東京コミックコンベンション2025（東京コミコン2025）」内で行われたセレブステージに登場した。

J・R・R・トールキンのファンタジー小説「指輪物語」を原作とし、ピーター・ジャクソンが監督を務めた「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ。強大な力を秘めた指輪をめぐる旅の始まりを描いた「ロード・オブ・ザ・リング」、離ればなれになった旅の仲間たちの冒険譚「ロード・オブ・ザ・リング／二つの塔」、滅びの山に指輪を捨てる旅と闇の冥王サウロンとの攻防が佳境を迎える「ロード・オブ・ザ・リング／王の帰還」の3部作が製作された。

ウッドは同シリーズの主人公、ホビット族の若者フロド・バギンズ役で一躍有名に。アスティンはフロドの精神的な支えとなるサムことサムワイズ・ギャムジーを演じ、世界中のファンから愛されるキャラクターを体現した。ウッドは日本のファンを前に「2012年に来日して以来だね！」と笑顔で歓声に応えた。

イベントには、ウッドの日本版声優を25年前から担当している浪川大輔も登場。初対面にウッドは「ワオ！」と驚き、握手を交わす。また「グーニーズ」でアスティンが演じた主人公マイキーの声も担当している浪川。アスティンは「マイバディ！」と声をあげ、浪川と熱いハグをするなど喜びをあらわにした。

2027年12月には、「いとしいしと（My Preciouss）」と指輪に強い執着心を持つゴラムを主人公とした新作映画「ロード・オブ・ザ・リング：ザ・ハント・フォー・ゴラム / The Lord of the Rings: The Hunt for Gollum」が全米公開予定。これにはフロドの登場もうわさされているが、ウッドは「（出演に関して）否定も肯定もできないよ。ガンダルフの登場も示唆されているね」と明かす。続けて「この作品の監督であり、主演であるアンディ・サーキスによってゴラムのバックストーリーが解き明かされるんじゃないかな」と期待を込めた。

「東京コミコン2025」は、本日まで千葉・幕張メッセにて開催中。