A24の2026年公開作から投票で1本だけ最速上映、「ウォーフェア」など4作品が候補に

A24、ハピネットファントム・スタジオ、TOHOシネマズによるコラボレーション上映企画第12弾として、初の投票企画を実施。2026年に公開を控えている4作品の中から、最も「早く観たい！」と投票を集めた作品が12月24日に上映される。

選択肢にはアレックス・ガーランド、レイ・メンドーサが監督を務めた「ウォーフェア 戦地最前線」、ティモシー・シャラメが天才卓球プレイヤーを演じた「マーティ・シュプリーム」がラインナップ。加えてドウェイン・ジョンソン、エミリー・ブラントの共演でMMA（総合格闘技）の戦士マーク・ケアーの半生を描く「The Smashing Machine（原題）」も候補に。「パスト ライブス／再会」のセリーヌ・ソンが監督を務め、ダコタ・ジョンソン、ペドロ・パスカル、クリス・エヴァンスが出演した“ロマンティック”ラブストーリー「Materialists（原題）」も並んだ。

投票はA24公式Xの固定ポストから参加可能で、受付期間は11月24日正午まで。決定した上映作品は後日発表される。

候補作品

ウォーフェア 戦地最前線

監督：アレックス・ガーランド / レイ・メンドーサ
出演：ディファラオ・ウン＝ア＝タイ / ウィル・ポールター / コズモ・ジャーヴィスほか

概要：2006年11月、アルカイダ軍勢に支配されたイラクの危険地帯において、窮地に晒された小部隊に所属していたメンドーサと仲間たちの記憶を極限までに再現した作品。聖戦を掲げる現地の兵士と全面衝突する中、援軍到着の見込みは無く、重傷者が続出する。指揮官不在の中で彼らは何を感じ何を見つめ、如何にして死線をくぐり抜けるのか。

マーティ・シュプリーム

監督：ジョシュ・サフディ
出演：ティモシー・シャラメ / グウィネス・パルトロウ / オデッサ・アジオンほか

概要：1950年代の米ニューヨークを舞台に据え、実在の卓球選手マーティ・リーズマンに着想を得て製作された作品。主人公は卓球人気の低いアメリカで世界を夢見た天才卓球プレイヤーで、親戚の靴屋で働きながら世界選手権に参加するための資金を稼ぐマーティ・マウザーだ。ロンドンで行われた世界選手権で日本の選手に敗れた彼は、日本で行われる次回の世界選手権で世界一になるため、ありとあらゆる方法で資金を稼ごうとする。

The Smashing Machine（原題）

監督：ベニー・サフディ
出演：ドウェイン・ジョンソン / エミリー・ブラントほか

概要：MMA（総合格闘技）伝説の戦士マーク・ケアーの半生を描くヒューマン・ドラマ。キャリア絶頂期の2000年前後を背景に、彼の栄光、愛、友情、逆境に向き合う姿が描かれる。アカデミー賞でメイクアップ＆ヘアスタイリング賞を日本人で初めて受賞したカズ・ヒロが特殊メイクを担当。日本人キャストも名を連ねたほか、日本でも撮影が行われた。

Materialists（原題）

監督：セリーヌ・ソン
出演：ダコタ・ジョンソン / クリス・エヴァンス / ペドロ・パスカルほか

概要：米ニューヨークを舞台としたロマンティック・ラブストーリー。ハイエンドな結婚相談所でマッチメイカーとして働くルーシーは、恋愛を感情だけでなく“資産価値”として冷静に判断し、最高のルックスや経済力を持った相手・ハリーに出会う。これで人生安泰だと思った矢先、顧客の結婚式で売れない役者の元彼ジョンに再会し、彼女の心は揺れ動く。果たしてルーシーはお金重視の物質主義（マテリアリスト）を貫くのか。