「ほどなく、お別れです」に鈴木浩介・永作博美・夏木マリ、浜辺美波の家族を演じる

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浜辺美波目黒蓮Snow Man)がダブル主演した映画「ほどなく、お別れです」の新キャストとして、鈴木浩介永作博美夏木マリの出演が発表された。

映画「ほどなく、お別れです」新キャスト。左から鈴木浩介、永作博美、夏木マリ

映画「ほどなく、お別れです」新キャスト。左から鈴木浩介、永作博美、夏木マリ

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「ほどなく、お別れです」は、葬儀会社・坂東会館でインターンとして働き始めた清水美空(しみずみそら)と、彼女を厳しく指導する葬祭プランナーの漆原礼二(うるしばられいじ)が“最高の葬儀”を目指す物語。長月天音の同名小説シリーズを「今夜、世界からこの恋が消えても」の三木孝浩が映画化し、浜辺が美空、目黒が漆原に扮した。

映画「ほどなく、お別れです」ティザービジュアル

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新たなキャスト陣が演じたのは、美空の家族・清水家の人々。一人前の葬祭プランナーになるべく奮闘する美空を見守る一方、彼ら自身も過去の出来事により喪失感を抱えているという複雑な役どころだ。父・清水佑司を鈴木が、母・清水美波を永作が、そして美空のよき理解者である祖母・清水花子を夏木マリが演じた。

鈴木は「脚本を読んだときは涙が止まらなくて、『これは大変な撮影になりそうだな…』と感じましたが、じっくり丁寧に演じることができ、充実した撮影期間を過ごすことができました。清水家は、過去に起きたある出来事がきっかけで、少し関係がぎくしゃくしている家族。その複雑さを大切に演じたいと思いました」と述懐。

永作は「観終わったあとには、きっと前を向いて歩いていこうと思えるような作品になると思います。誰にでも必ず訪れるその瞬間について、少し立ち止まって考えるきっかけになれば嬉しいです」、夏木は「生きている間に何をすべきか、どう人と関わっていくか──そうした問いかけや、登場する様々な家族の姿がこの作品の見どころです」とそれぞれ呼びかけている。

「ほどなく、お別れです」は2026年2月6日に全国で公開される。脚本はドラマ「ライオンのおやつ」の本田隆朗が執筆し、岡田惠和が脚本監修として参加。森田望智、古川琴音、北村匠海、志田未来、渡邊圭祐、野波麻帆、西垣匠、久保史緒里、原田泰造、光石研もキャストに名を連ねた。

鈴木浩介 コメント

映画「ほどなく、お別れです」鈴木浩介演じる美空の父・清水佑司

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映画に出演する機会はあまり多くないので、お話をいただいたときは嬉しかったです。脚本を読んだときは涙が止まらなくて、「これは大変な撮影になりそうだな…」と感じましたが、じっくり丁寧に演じることができ、充実した撮影期間を過ごすことができました。清水家は、過去に起きたある出来事がきっかけで、少し関係がぎくしゃくしている家族。その複雑さを大切に演じたいと思いました。
三木監督の作品は今回が初めてでしたが、とても穏やかで、俳優の芝居をじっと見守ってくださる方。そのうえで、「こうあってほしい」という明確な演出があり、安心してついていくことができました。また、永作さんともご一緒できて楽しかったです。演じられると脚本の内容がリアルになるというか、どんどん引き込まれてドキュメンタリーみたいになる、本当に素敵な先輩です。
この作品には、様々な家族のお別れの形が描かれており、観てくださる方それぞれに、きっと共感できるポイントがあると思います。ぜひ、楽しんでいただけたら嬉しいです。

永作博美 コメント

映画「ほどなく、お別れです」永作博美演じる美空の母・清水美波

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脚本を読んだとき、率直に「難しそうな役だな」と思いました。でも同時に、たくさんの人の心の機微が描かれていて、観る人の心を動かす作品になるだろうと感じました。「こうやって日々を生きる人もいるのか」と共感してもらえるように、美波の心情の揺れを丁寧に表現することを意識して演じました。それから、役名が“美波”なので、「(浜辺)美波ちゃんと間違えられちゃうんじゃないかな」…いや、すみません(笑)。現場で混乱するんじゃないかなって余計な心配もしました(笑)。
作中では、人が亡くなってしまったり、悲しい表情をしていたりと、切ない場面も多いのですが、人が亡くなるという現実と、それをどう受け止めていくのか――観終わったあとには、きっと前を向いて歩いていこうと思えるような作品になると思います。誰にでも必ず訪れるその瞬間について、少し立ち止まって考えるきっかけになれば嬉しいです。決して悲しいだけでなく、前向きな気持ちで受け止められる作品だと思うので、ぜひご覧ください。

夏木マリ コメント

映画「ほどなく、お別れです」夏木マリ演じる美空の祖母・清水花子

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私は役をいただいた際に、そのキャラクターの“履歴書”を作るのが楽しみなのですが、花子は亥年で、過去に芸者をしていたこともあり、芸事に猪突猛進なタイプの人だなと。“粋なおばあちゃん”としての花子の姿が、画面の中でしっかり表現できていればいいなと思い演じました。
脚本を読んだとき、いい話だなと、思わず泣いてしまいました。誰もがいつか向き合わなければならない“死”というテーマを、今このタイミングで映画として描くことは、とても意味のあることだと思います。私自身も最近はお葬式に出席する機会が増え、そうしたことを考える年齢になってきたと感じていたので…。若くして亡くなる方もいらっしゃいますが、この作品では、そうした“別れ”にどう向き合い、残された人たちがどう生きていくかが丁寧に描かれていて、本当に素敵な作品だと思いました。
本作は、“死”という重いテーマと同時に、“生きること”をしっかり見つめる物語でもあります。生きている間に何をすべきか、どう人と関わっていくか──そうした問いかけや、登場する様々な家族の姿がこの作品の見どころです。一つ、一つの家族から、きっと色々な感情を感じ取っていただけると思います。

映画作品情報

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©2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 ©長月天音/小学館

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「ほどなく、お別れです」に鈴木浩介・永作博美・夏木マリ、浜辺美波の家族を演じる(コメントあり)
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浜辺美波×目黒蓮がダブル主演、三木孝浩が監督を務めた映画🎬

#ほどなくお別れです https://t.co/Yw8yOgA0y4

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