映画「
長月天音の小説シリーズをもとにした同作は、葬儀会社・坂東会館でインターンとして働き始めた清水美空(しみずみそら)と、彼女を厳しく指導する葬祭プランナーの漆原礼二(うるしばられいじ)が“最高の葬儀”を目指す物語。浜辺が美空、目黒が漆原に扮した。
浜辺は「日常はすぐに過ぎ去ってしまうもの。ちょっと立ち止まったときにこの映画を思い出して『何気ない日常を愛してあげよう』と思ってほしい」と呼びかける。目黒は「別れや死をテーマとしていますが、僕はこの映画が最後に見せてくれる希望を信じています。今後の人生の中で、生き方が1つ変わるようなパワーを持った作品。この希望の輪を皆さんと広げていきたい」と言葉を紡いだ。
印象深い共演者を聞かれると、浜辺は北村を見やり「もう(『君の膵臓をたべたい』での共演から)10年経つんだな……と」とポツリ。柳沢亮太役の北村も「懐かしいですよね」としみじみ口にする。北村が目黒に関して「蓮くんの声だからこそ、この映画が優しさに包まれるんだろうなと。僕はひたすら感情を吐き出す芝居で、現場ではずっと彼の声に助けられました」と感謝を述べると、目黒は「現場での佇まいで『この人は信じられる』と思いました」と反応。北村も「僕もそう思いましたよ!」と続け、相性のよさをうかがわせた。
葬祭プランナー・赤坂陽子役の森田は「遺族の方が、故人様との思い出をどれだけ胸にとめられるかが大事だと学びました」とコメント。「緊張感のあるシーンが重なる中、浜辺さんにはやわらかい雰囲気があり、笑っていらっしゃるとホッとするんです。一所懸命役をまっとうされているので『しっかりしなきゃ』という思いになりました」と回想する。続けて「目黒さんは漆原さんのような厳格な方と思っていましたが……。今日とかとても笑っていらっしゃるので『笑う方なんだ!』と思って」と打ち明けると、目黒から「いや、僕だって笑いますよ!」とツッコミが入った。
亮太の妻で事故により命を落とす柳沢玲子役の古川は、「亡くなった先にもまだまだ温かな未来が残されているということを、この映画を通して改めて感じられました。自分が死んでもまだ“生きて”いけるんだという、希望のある映画です」とアピール。撮影は1日のみの参加だったそうで、「目黒さんと以前共演したドラマ(「海のはじまり」)でも、最初のシーンが私の役のお葬式だったんです(笑)。だから妙な安心感が……」と話して周囲を和ませる。そして「浜辺さんはとてもフレッシュ。人の死を扱う話は救いようのないくらい重たくなりがちだけれど、浜辺さんのコミカルさが映画のテーマを温かい物語にしてくれました」と告げると、浜辺はそんな彼女を見ながら「優しい……」と笑顔を見せていた。
5歳の娘・比奈を亡くした久保田宏之役の渡邊は「目黒くんの集中力がすごい」とたたえつつ「役に入りやすい環境を作ってくださったのがめっちゃうれしくて、ついついたくさん話してしまったんですよ。そしたらスタッフさんから『目黒くんがあんなに共演者と話すとは……』と(笑)」と証言。交通事故によって死去した長野桂子役の野波は「私は亡くなっている役なので目黒さんと目が合わなかったのですが、お化粧をしてもらうシーンでは目をつむっていても所作がきれいなのがわかるんです。どれだけ勉強したのかと、感動しました」と述懐する。
桂子の息子・長野翔一役の西垣は「後悔がなくお別れができるのは素敵なこと。大切な人に『ありがとう』と言うことが大事だと学びました」と映画を観た感想を伝える。長野県の霧ヶ峰で撮影したことに触れ、「寒かった……」とつぶやくと、桂子の娘・長野玲奈役の久保は「星がきれいな日があって、お二人(浜辺と目黒)がすごくはしゃぎながら星座を指差していく姿を見守ってました」と語った。
鈴木は美空の父・清水佑司役、永作は美空の母・清水美波役で共演。鈴木が「優しさがたくさん詰まった台本で、現場では丁寧に、丁寧に演じさせていただきました」と振り返ると、永作も「生きていると、何が起こるかわからない。毎日『これは当たり前じゃないんだ』と思えることに気付いてくださったらうれしい」と丁寧に呼びかける。以前、別作品で鈴木と共演したという目黒が「こんなに真剣な表情もされるんだなと」と言うと、鈴木は笑顔で「“適材適所”でやるよ!」と返答。さらに「『目黒くんは集中するタイプだし、疲れちゃうから』と永作さんとも話していた」と続けると、永作は目黒に「たまには休んだら?」と優しく声を掛けた。
最後に目黒は「死やお別れって非現実的だと感じることが多いですが、誰もが必ず経験することで、一番身近なもの。だからこそ、大事な人には思いを伝えることが大切です。後悔は100%なくせるわけではないけど、減らすことはできるかもしれない」と作品のメッセージを伝える。浜辺も「涙があふれてしまうシーンもたくさんあるけど、さらに大きい愛が包み込んでくれます。顔が下を向いても上げたくなるような映画になっているのでは。時間が経ったあとにこの映画のことを少し思い出すような、『出会えてよかった』と思える映画になっていればいいなと思います」と丁寧に述べ、イベントを締めた。
「ほどなく、お別れです」は2月6日より全国で公開される。
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映画は2月6日より全国で公開。
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