人形活劇「ヤマトタケル -白鳥伝説-」大阪で先行公開、現代の子供が古代へタイムスリップ

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人形冒険活劇「ヤマトタケル -白鳥伝説-」が、11月14日に大阪・あべのアポロシネマで先行公開されることが決まった。2026年春からは全国で順次公開される予定だ。

「ヤマトタケル -白鳥伝説-」場面カット

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本作は、「古事記」や「日本書紀」に登場する英雄ヤマトタケル(日本武尊)の伝説をもとにした“マペット・エンタテインメントムービー”。伝承によると、ヤマトタケルは大和朝廷の命を受け、日本列島を統一のため遠征して勝利を収めたのち、白鳥に姿を変えて天に帰ったという人物だ。

「ヤマトタケル -白鳥伝説-」ポスタービジュアル

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「ヤマトタケル -白鳥伝説-」は現代に生きる小学4年生のユウヤ、ユリ、ジロウが大阪・羽曳野の空を舞う白鳥を目撃し、その白鳥に導かれて日本武尊白鳥陵にやって来ることから展開していく。まばゆい閃光に包まれタイムスリップした3人は、心を持った人形たちが住む古代の世界に到着し、ヤマトタケルと出会う。人形の姿となったユウヤ、ユリ、ジロウはヤマトタケルが必要とするまで、“三種の神器”を預かる役目を担うことに。

「ヤマトタケル -白鳥伝説-」場面写真

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「ヤマトタケル -白鳥伝説-」場面カット

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ヤマトタケル一行は、人々を苦しめる魔物退治の旅に出発する。そこでユウヤたち3人が見たのは、伝説のヒーローとはほど遠く、強がりばかりで勇者ではないヤマトタケルの姿。しかしヤマトタケルが困難を乗り越えて心の強さを身に付けていく様子を見つめ、ユウヤたちもまた“愛と知恵と勇気”で困難を克服しようと奮闘していく。

「ヤマトタケル -白鳥伝説-」場面カット

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「ヤマトタケル -白鳥伝説-」場面カット

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主人公たちの人形を作成したのは、1948年に発足した人形劇団クラルテ。手彫りで1年半もの時間を掛けて完成させた。衣装、装飾品、小道具はもちろん、舞台セットも廃材や発泡スチロールを組み合わせて作り上げた。クラルテは人形の操演も行っている。

「ヤマトタケル -白鳥伝説-」場面カット

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ヤマトタケルには松本梨香、ヤマトタケルの妃・オトタチバナには仁村紗和が息を吹き込んだ。またケンドーコバヤシ大和田獏あめくみちこ酒井敏也桝田幸希坂本頼光も声のキャストで参加している。ユウヤ役・ユリ役・ジロウ役はオーディションで選ばれた関西出身の木村亜有夢・村上蘭・中西晴哉が、実写と人形の声それぞれを担当した。監督を務めたのは「TRAVERSE-トラバース-」の岡田有甲。「子供が喜ぶ映画が作りたい」と、地元・羽曳野に残る日本武尊の白鳥伝説を広い世代に届けるべく本作を企画した。脚本は平野靖士が執筆している。

配給宣伝はMAPが担い、ミカタ・エンタテインメントが配給協力で参加する。YouTubeでは予告編が公開中。

映画「ヤマトタケル -白鳥伝説-」予告編

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©2025映画『ヤマトタケル~白鳥伝説~』製作委員会

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シン・猪本雅三-5.0 @gazott

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