俳優・歌手として活躍し、2023年7月に76歳で死去した
1946年に英ロンドンで生まれたバーキン。1965年製作の映画「ナック」でスクリーンデビューを果たし、1966年に出演した「欲望」が第20回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞して注目を集める。フランスに拠点を移してからは、パートナーとなった歌手・作曲家セルジュ・ゲンズブールとの楽曲「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ(Je t'aime... moi non plus)」で話題を集め、歌手としても活躍した。1980年代以降、ジャン=リュック・ゴダールやアニエス・ヴァルダらの監督作に出演を重ね、俳優としての評価を確固たるものに。その一方、シンプルで洗練された“フレンチシック”な着こなしでファッション界にも影響を与え続けた。エルメスのバッグ「バーキン」の生みの親でもある。
バーキンは、寄宿学校に通っていた11歳の頃から2013年に長女のケイト・バリーが亡くなるまでの約60年間にわたって、何冊もの日記を残していた。自叙伝「ジェーン・バーキン日記」は、2016年から2019年にかけて自らそれらの日記を読み返し、自身の言葉で詳細にコメント・注釈を加えたもの。絵が得意だったバーキンによるデッサンやコラージュ、図版も多数収録された。上巻「Munkey Diaries」と下巻「Post-Scriptum」、さらにクオバディスとコラボしたオリジナルノートブックとオリジナルポストカード10枚の特典が収められており、造本はすべて職人による手作業。価格は税込1万9800円だ。
「ジェーン・バーキン日記」書誌情報
著者:ジェーン・バーキン
監訳:小柳帝
ブックデザイン:大倉真一郎
発売予定日:2025年12月2日(火)
税込予価:1万9800円
特製函封入特典:クオバディス × ジェーン・バーキン「オリジナルノートブック」(フランス製)/ 封筒入り「オリジナルポストカード」10枚
野宮真貴(ミュージシャン)コメント
私の知っているジェーンの笑顔も恋も、私の知らないジェーンの涙も痛みも、全てが彼女の惜しみない、あふれる愛から生まれたことを知った。 この日記には、彼女の人生そのものが書かれている。
中島ノブユキ(作曲家 / 編曲家 / ピアニスト)コメント
「ノブ」としてこの日記に登場する私はジェーンと再会した。
日記の中に「いつもの」ジェーンがいるから。
村上香住子(作家 / ジャーナリスト)コメント
カウンターカルチャーが生まれたスウィンギング・ロンドンから華やかな光に揺れるパリへ。 ジェーンの日々のいのちの滴りを書き綴ったというだけでなく、貴重な時代的背景を反映した出色の日記文学。
小柳帝(ライター / 編集者 / フランス語翻訳 / 本書監訳者)コメント
愛する人々との出会いと別れ。波乱の人生を送ったジェーン・バーキンの心の中(うち)が、
彼女の残したどんな映画や音楽よりも生々しく迫ってくる、日記文学としても一級品の本がこのダイアリーです。
ジェーン・バーキンの映画作品
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さざんかQ @sazankaQ
欲しいけど余りに高いのよ😩 https://t.co/43Mk0zcvTe