1980年に日本公開された映画「
1970年代のニューヨークを舞台に、娘を誘拐された父親の奪還劇を描いた本作。元警察官のトラック運転手ショーン・ボイドは妻と別れ、娘のキャシーと2人で暮らしていた。ボイドはキャシーの15歳の誕生日を祝い、学校に行く彼女をセントラル・パークまで送るが、キャシーは突然見知らぬ車に引きずり込まれ、目の前で誘拐される。必死に後を追うボイドだったが、追跡途中で車の横転事故を起こし病院に搬送される。市警察の捜査チームによる事情聴取に業を煮やした彼は病院を抜け出し、独自に娘の捜索に走り出すのだった。
本作をこよなく愛する宇多丸は「クリフ・ゴーマンによる『食事』シーンの異常な切れ味だけで、我々『ジャグラー』観てる勢(笑)がなぜこれほど長年に渡って騒ぎ続けてきたか、瞬時にご理解いただけるだろう……!」とコメントしている。
YouTubeで公開された予告編は、当時のニューヨークの街の様子が映し出され、宇多丸が触れている“クリフ・ゴーマンによる食事シーン”のカットからタイトルが登場。リハーサルも含めると40台近くの車が壊れたカーアクションシーンやボイドがニューヨークの街中を走り抜ける姿が切り取られるとともに、クエンティン・タランティーノの「最高のカーアクションだ!!」というコメントと、ショーン・ベイカーによる「古き良き時代のいかがわしいニューヨークが見事に描かれている」という評が収められた。
ザジフィルムズが配給を担当する「ジャグラー/ニューヨーク25時 4K修復版」は、12月5日より東京・シネマート新宿ほか全国で順次公開。税込1600円のムビチケオンライン券は10月10日に発売される。
「ジャグラー/ニューヨーク25時 4K修復版」予告編
宇多丸(RHYMESTER)コメント
タイトルが出るまでの冒頭ほんの数分間、クリフ・ゴーマンによる「食事」シーンの異常な切れ味だけで、我々「『ジャグラー』観てる勢」(笑)がなぜこれほど長年に渡って騒ぎ続けてきたか、瞬時にご理解いただけるだろう……!
映画ナタリー @eiga_natalie
「ジャグラー」4K修復版の予告編解禁、宇多丸が食事シーンの切れ味に言及
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