「ジャグラー ニューヨーク25時」45年越しに4Kリマスター化、娘を誘拐された父の追跡劇

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1980年に日本公開された映画「ジャグラー ニューヨーク25時」が4Kリマスター化。「ジャグラー/ニューヨーク25時 4K修復版」として、12月5日より東京・シネマート新宿ほか全国で順次公開されるとわかった。

「ジャグラー/ニューヨーク25時 4K修復版」ポスタービジュアル

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ウィリアム・P・マッギヴァーンの小説をもとにした同作は、ニューヨークの街を舞台に、娘を突然誘拐された父親の追跡劇を描いた物語。元警察官のトラック運転手ショーン・ボイドは妻と別れ、一人娘キャシーと2人で暮らしていた。ボイドはキャシーの15歳の誕生日を祝い、いつものように学校に行く彼女をセントラル・パークまで送るが、キャシーは突然見知らぬ車に引きずり込まれる。ボイドは血眼になって後を追うも、途中で車の横転事故を起こし病院に搬送される。市警察の捜査チームによる事情聴取に業を煮やしたボイドは病院を抜け出し、独自に娘の捜索に走り出す。

「ジャグラー/ニューヨーク25時 4K修復版」場面写真

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ジェームズ・ブローリンがショーンを演じ、クリフ・ゴーマンが誘拐犯ガス・ソルテック役、リチャード・カステラーノが事件を指揮するトネリ警部補役で出演。ダン・ヘダヤジュリー・カーメン、アビー・ブルーストーンが脇を固めた。当初はシドニー・J・フューリーが監督を務めたが、ブローリンのけがによって撮影が延期されたことにより、後任として「刑事コロンボ」「スター・トレック」のロバート・バトラーが選ばれた。彼は「何よりも観客が息つく間もなく画面にのみ込まれ、畳みかけるアクションとサスペンスで圧倒する。臨場感が第一だ」と同作を紹介している。

あわせてポスタービジュアルが解禁。必死に追いかけるボイドと逃げるソルテック、誘拐されたキャシーの姿が捉えられている。なお本作を鑑賞したクエンティン・タランティーノは「カーアクションが最高な映画!!」と評し、エドガー・ライトは本作を「ベイビー・ドライバー」の制作の参考にしたと語っている。

「ジャグラー/ニューヨーク25時 4K修復版」の配給はザジフィルムズが担う。

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©1980 GCC Films, Inc

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