ドラマ「
「オッドタクシー」の
本作の魅力を問われた水上は「青春作品っていっぱいありますが、今までのものとは全然違った青春群像劇になっていると思います」と胸を張り、「バイトメンバーといまだに連絡を取り合っている人ってほぼいないと思うんです。この8人も進路は違うし、今後交わらないかもしれない。でもあのとき過ごした時間は楽しかったと思えるような、そんなものが描かれた素敵な作品になっています」と語る。山田は「青春が描かれつつ、あれ?という不穏な動きもあったり。前のめりになって観てもらえる作品じゃないかと思います」と期待を煽った。
坂東は「初日にリハーサルをしたんですけど、キャラクターが脚本から飛び出してきちゃったように感じて。絶妙なバランスのキャスティングがすごいです!」と力説。影山は「考察要素があったり、個性あふれるキャラクターを深掘りできる。余韻のあるキャラクター作りをしているところに魅力を感じます」と述べ、望月は「衣装とか細部のこだわりが魅力です」と、鳴海は「音楽がすごく素敵! 普通のドラマとは違った選曲になっていると思います」と伝える。また萩原は後方に設置した看板を見やりながら「『シナント』の『シ』は鳥の羽のようになっているんです」と紹介し、高橋は「シナリオがめちゃくちゃ面白い! 本を読むのが早かったです」と声を弾ませた。
イベント中には、個性豊かなキャラクターが多数登場する本作にちなみ、「◯◯」だと思うキャストを登壇者が指差すコーナーも。坂東ら多数から「天才だと思う人」として名前が挙がったのは影山。坂東は「シンプルに天才なんです。びっくりしたんですけど、サッカーの試合を同時に3画面で見ても理解できるらしいんです!」と言及する。一方の影山も坂東を選んでおり「この作品はキャストに委ねられている部分も多かったんですが、(坂東は)アイデアが尽きない! 頼もしかったです」とたたえた。
続いて「ギャップがある人は?」という質問が飛ぶも、悩み出すキャストたち。これに水上が「台本もらっただろ! 先に考えとけよ!(笑)」と声を上げ、会場に笑いが起こる。そんな水上がギャップのある人として最多得票者になり、山田は「めちゃくちゃ熱いなー!って、熱い男だなと今回すごく感じました」と理由を語った。
イベント終盤には、此元の手紙がサプライズで読み上げられた。「(水上は)根っこにある粗さとエネルギーが滲むのにどこか憎めず、むしろ惹かれる。その推進力が物語を大きく動かしていくのだと思います」「山田さんは強さ鋭さ儚さが同時に立ち上がり、視線1つでこちらを射抜く瞬間がありました」と司会が代読。キャストたちは自身に寄せられたメッセージに感動した様子だった。
最後に水上は「これは僕の個人的な思いなんですけど、僕も含め、ここにいる人間はいろんなものを背負った役者になっていかなければいけない、そんな素質を持っていると思うんです。こういった群像劇で、切磋琢磨しながら演じられたことは財産。座長として幸せです」と共演者に愛を伝え、「自信を持って面白い作品です!ってなかなか表現できないこともあるんですが、そう自分の口から出てくるのがうれしいです」と笑みをこぼし、イベントに幕を引いた。
「シナントロープ」は10月6日にテレ東ほかでスタートし、毎週月曜23時6分からオンエア。演出を「時をかけるな、恋人たち」の
ドラマプレミア23「シナントロープ」放送・配信情報
放送局・放送日時
テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送 2025年10月6日(月)スタート 毎週月曜 23:06~23:55
配信
※TVerにてリアルタイム配信
※各話放送終了後、Prime Videoにて見放題独占配信
※ネットもテレ東(テレ東サイト、TVer、Lemino)にて見逃し配信
スタッフ・キャスト
原作・脚本:此元和津也
演出:山岸聖太
音楽:江崎文武
オープニングテーマ:柴田聡子&Elle Teresa「ときめき探偵 feat. Le Makeup」
エンディングテーマ:S.A.R.「MOON」
出演:水上恒司 / 山田杏奈 / 坂東龍汰 / 影山優佳 / 望月歩 / 鳴海唯 / 萩原護 / 高橋侃 / 遠藤雄弥 / アフロ / 森田想 / 染谷将太ほか
※江崎文武の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
映画ナタリー @eiga_natalie
水上恒司が「シナントロープ」に自信、山田杏奈は「前のめりになって観てもらえる」
坂東龍汰、影山優佳、望月歩、鳴海唯、萩原護、高橋侃も登壇!
🔻記者会見レポートはこちら(写真10枚)
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