「チェンソーマン」は悪魔を身に宿した少年デンジが、デビルハンターとして活躍するダークヒーローアクション。テレビアニメの最終回からつながる劇場版では、デンジが憧れのマキマとのデートに浮かれている中、カフェで働く少女レゼと出会ったことから物語が展開していく。テレビシリーズのオープニングテーマ「KICK BACK」に続き、米津は主題歌「IRIS OUT」と宇多田ヒカルとタッグを組んだエンディングテーマ「JANE DOE」を提供した。
藤本作品のファンという米津は「自分も子供の頃にマンガ家になりたかった人間なので、ほとんど歳も変わらない人が、これだけ衝撃的なものを描いているという事実に、ものすごく刺激を受けたというか。音楽とジャンルは違いますけど、負けてられないというか、自分もがんばらなきゃみたいな気持ちになったのをすごく覚えています」と伝える。
一方の藤本は、学生の頃から米津の楽曲の大ファンだったそう。「作品のガイドラインとなるような曲をたくさん作っていらっしゃると思っていて」とその印象を述べつつ、「KICK BACK」については「いい意味でチャランポランな部分も入ってて、めっちゃいい曲になってるなって思いました」と語っている。
対談の後半では、「IRIS OUT」「JANE DOE」の制作秘話や、子供のころに触れたマンガと本の話題も。対談は同世代ならではの親近感と共通の感性で大いに盛り上がった。
劇場版「チェンソーマン レゼ篇」対談映像(藤本タツキ×米津玄師)
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