かげはら史帆のノンフィクション書籍をもとに、
新場面写真には、オーケストラを指揮するベートーヴェンと、彼を近くで見守るシンドラーの姿が。さらに
本作では“中学2年生が想像したウィーン”として、すべて日本人が当時の人物たちを演じている。スタイリストの飯嶋久美子は「クラバット(ネクタイの原型)はおしゃれを楽しむポイントになるので特にこだわりたく、素材違いで40本と立襟のシャツもオリジナルで20着を制作しました」と回想。特にベートーヴェンが「第九」を指揮する場面で着用したジャケットは「照明が当たると神々しく光る、お気に入りの衣装の1つ」だという。
ヘアメイク担当の駒水友紀は、関から「コントのようにはしたくないので、カツラではなくキャスト本人に合ったヘアメイクをしてほしい」とリクエストを受けたそう。駒水はシンドラーの髪型の造形について「若い頃のシーンではしっかりメイクをするが、ベートーヴェンが亡くなった頃の場面からは髭も隠さない薄いメイクに。ラテックスを使用しシワを作ったり肌を荒くして、可能な限りの老けメイクを施した」と振り返る。そしてベートーヴェンに関しては「古田さんご自身のヘアスタイルが、そのままでもほぼベートーヴェン」と言いつつ、「普段のだらしない姿と、舞台に立つときのかっこいい姿の差を付けることを心掛けました」とギャップを意識したことを明かした。
「ベートーヴェン捏造」は、9月12日より全国で公開される。
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「ベートーヴェン捏造」山田裕貴・古田新太らを19世紀の西洋人に仕立て上げるには?スタッフが語る
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染谷将太、神尾楓珠らの表情捉えた場面写真も
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