2024年の第37回東京国際映画祭でアジアの未来部門の作品賞を受賞したトルコ映画「
本作の主人公は、孤児として育ったイスタンブール生まれの新米霊能力者・ダフネ。彼女は長い間行方不明の母親を探すため、古代遺跡が残る地中海の町・シデを訪れる。唯一の手がかりは、トルコの名もない遺跡で撮影された母親のぼやけた写真だけ。ダフネは母親探しを続けるうちに不思議な人々と出会い協力を得るが、彼らは見返りを求めてダフネに近寄って来たのだった。本作が監督デビューとなるエミネ・ユルドゥルムが脚本も担当し、エズキ・チェリキ、バルシュ・ギョネネン、セレン・ウチェル、ギセム・ウチェル、デニズ・テュルカリが出演している。
YouTubeで公開された予告編には、ダフネが地中海の青空の下で母親を探す姿と、シデの風景が映し出される。そして愛する娘に気持ちを伝えたい娼婦、口のきけない女性神官、本心を明かさない年齢不詳の男と、彼女の母親探しを手助けする者たちの姿が収められ、最後は「自らの道を切り開く女性の選択と帰結。思慮深く魅惑的な作品だ」という海外評で締めくくられた。
パンドラが配給する「わたしは異邦人」は、8月23日から東京・ユーロスペースにて上映、全国でも順次公開される。
映画「わたしは異邦人」予告編
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トルコ映画「わたしは異邦人」予告編、母親を探し古代遺跡が残る地中海の町・シデへ
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