2023年の第27回ファンタジア映画祭で最優秀脚本賞、最優秀作品賞、最優秀音楽賞を受賞したサイコスリラー映画「RED ROOMS レッドルームズ」の公開日が9月26日に決定。ティザービジュアルと特報が解禁された。
本作の主人公は人気ファッションモデルのケリー=アンヌ。彼女のささやかな日課は、連続殺人犯であるルドヴィク・シュヴァリエの裁判を傍聴することだった。シュヴァリエは少女たちを拉致、監禁、拷問し、死に至るまでの撮影をディープウェブ(通称:RED ROOMS)上で配信していたとされる容疑でメディアを賑わせている男。ケリーはなぜ彼に魅了されたのか。好奇心が彼女を狂わせていく様子が描かれる。
監督を担ったのは、2017年にパンクロマンス映画「フェイク・タトゥー」で長編デビューを果たし、2020年「ナディア・バタフライ」でカンヌ国際映画祭の公式セレクションに選出されたパスカル・プラント。モデルのキャリアを積みながら映画制作を専攻し、自らも映画の監督を務めるジュリエット・ガリエピが主人公のケリーを演じる。
パスカルは本作について「殺人犯がロックスターのように扱われる世界で、彼らに惹かれる人々がいても不思議ではないのではないか。本作はこうした問いから生まれた」とコメントした。
「RED ROOMS レッドルームズ」は、9月26日から東京のヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国で公開される。
パスカル・プラント(監督)コメント
今日、忌まわしい犯罪を「嫌悪」するのではなく「魅了」されることが、かつてないほど現実的になっている。殺人犯がロックスターのように扱われる世界で、彼らに惹かれる人々がいても不思議ではないのではないか。本作はこうした問いから生まれた。この作品があなたの身体に忍び込み、あなたを驚かせ、あなたを悩ませ続けてほしいと願わずにはいられない。
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