斬られ役・福本清三のドキュメンタリー製作、主演作の再上映を目指しクラファン実施

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俳優・福本清三のドキュメンタリー映画の製作、および福本の主演作「太秦ライムライト」を再上映するための支援を募るクラウドファンディング「時代劇のレジェンド『5万回斬られた男』福本清三ドキュメンタリー映画製作プロジェクト」が、現在CAMPFIRE(キャンプファイヤー)で行われている。

「時代劇のレジェンド『5万回斬られた男』福本清三ドキュメンタリー映画製作プロジェクト」メインビジュアル

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福本清三

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「太秦ライムライト」より福本清三(左)、山本千尋(右)

「太秦ライムライト」より福本清三(左)、山本千尋(右)[拡大]

今回製作されるドキュメンタリーは、「太秦ライムライト」の未公開映像や、合計200時間にも及ぶチャンバラのシーン、福本の生前のインタビュー、舞台やリハーサルの映像などを再編集し、福本の“斬られ役”としての人生を映し出すものとなる。

クラウドファンディングの目標額は500万円で、8月31日まで実施。リターンには「太秦ライムライト」のオリジナルTシャツやロケ地ツアー、福本の直筆サイン入りグッズなどが用意された。劇場公開は、福本の没後5年に合わせて2026年春を目指している。

「太秦ライムライト」の脚本・プロデュースを担当した大野裕之は、「このプロジェクトによって、映画界だけでなく、あらゆるジャンルにおいて、たとえ目立つことはなくとも、自身の仕事に誇りを持って一生懸命に取り組む、全ての縁の下の力持ちにとっての応援歌となるような作品を世に出したいと思っています」とコメントしている。

大野裕之 コメント

大野裕之

大野裕之[拡大]

人が生きていくために必要な心の絆や、情の大切さを教えてくれる時代劇の灯を消してはなりません。私たちの世代には、世界に誇る日本の文化を次代に伝えていく義務があると思っています。
でも、このプロジェクトは、単に「時代劇を守ること」だけが目的ではありません。
「どこかで誰かが見ていてくれる」をモットーに、人知れず努力を重ね、大輪の花を咲かせた福本清三先生の生涯は、多くの人に勇気を与えてくれます。
このプロジェクトによって、映画界だけでなく、あらゆるジャンルにおいて、たとえ目立つことはなくとも、自身の仕事に誇りを持って一生懸命に取り組む、全ての縁の下の力持ちにとっての応援歌となるような作品を世に出したいと思っています。
秘蔵映像でつづる日本一の斬られ役の人生は、多くの人を勇気づけることになるでしょう。どうかお力添えください!

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読者の反応

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スクリュー公平 @S_crew_954

ナイトスクープも再放送してみて欲しいな

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