同作は、オペ室を搭載した大型車両（ERカー）で重大事故・災害・事件の現場に駆け付ける医療チームの活躍を描いたドラマ「TOKYO MER～走る緊急救命室～」の劇場版2作目。物語は、鹿児島と沖縄にまたがる海の島々を巡る「南海MER」が誕生したことから動き出す。とある火山島の大規模な噴火によって79人の島民が危機的状況に陥る中、MERメンバーたちはすべての命を救うため奮闘する。鈴木が常に冷静にメンバーを引っ張るチーフドクター・喜多見幸太を演じた。
会場には500人を超える観客が集結。鈴木は沖縄での撮影を振り返り、「この場所に戻ってこられて、こんなに大きなイベントを実施できてうれしく思います」と感謝を伝える。今作で新たに登場する南海MERのメンバーについて「全員がめちゃくちゃかっこいい！ 映画を観てもらうと、南海メンバー全員を愛してもらえると思います！」と胸を張ると、江口は演じた南海MERチーフドクター候補・牧志秀実に関して「非常に真面目な人で、こういう医者がいてくれたらいいなと思えるキャラクター」と言及した。
撮影の感想を求められると、看護師・常盤拓役の高杉は「エキスパートが集まっている現場だなと思いました。わからないことがあっても、亮平さんがいるという安心感もあり助けられました」と回想。同じく看護師・知花青空役の生見も「想像以上に過酷な撮影で、この現場を経験したら何も怖くないと思える現場でした」と続く。
そして南海MERの麻酔科医・武美幸役の宮澤は、もともとシリーズファンの熱量を知っていたそうで「その中に自分が入ることが信じられなくて。クランクインしたタイミングも終盤のシーンだったので不安がありましたが、撮影が進むにつれてみんなの絆が深まるのを感じました」と充実した様子を見せる。TOKYO MERの看護師長・蔵前夏梅役の菜々緒が「南の島が大好きなので、沖縄での撮影は天国でした！」と笑顔を見せると、鈴木が「菜々緒さんの海好きはすごいですよ！ まるで人魚のようで！」と話して会場を和ませる一幕もあった。
最後に鈴木は同シリーズが「“医療従事者の方々はヒーローだ”というコンセプトのもと、ヒーローもののような医療ドラマを作ろうというところから始まった作品」だと前置きし、「劇場版第2弾では医療従事者だけではなく、『どんな人でも誰かを助けようと一歩踏み出す勇気を持てる人はヒーローなんだ』というメッセージが込められています」と今作の魅力をアピール。加えて「沖縄の自然の美しさを描き出す一方で、自然というものの恐ろしさも表現しました。災害の多いこの国で生きる私たちだからこそ、何かが起きたときに誰かを守るために一丸となって行動できるような絆と、誰かがヒーローになれるという希望を、大人だけでなくこれからの時代を背負っていく子供たちにも届けたいと考えています」と力強く語り、イベントを締めた。
なおTVer、TBS FREEでは映画公開を記念して7月1日よりドラマシリーズが順次配信。8月2日からは2023年に放送されたスペシャルドラマ「TOKYO MER～隅田川ミッション～」も観ることができる。
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ギャロ @gallo1192
そのうち、こちらの青梅・奥多摩にも来てくれると良いけどね～TOKYO MERメンバー
東京で消防署も少なく、入院対応可能な病院も少ない、消防団がカバーしてるエリアを見て出演者がどう感じるか https://t.co/mEZkNKnx9I