佐々涼子による同名ノンフィクション小説を映像化した本作。異国で死去した人物の遺体を家族のもとへ送り届ける国際霊柩送還士たちの姿が描かれる。ドラマに引き続き、米倉が主人公・伊沢那美を演じ、脚本は「コンフィデンスマンJP」シリーズや大河ドラマ「どうする家康」で知られる
今回の発表に際し、米倉は「著者の佐々涼子さんの想いを引き継いで“THE MOVIE”という形でふたたびこの物語をお届けできることを嬉しく思います」「完成した作品を観たら私はきっとまた涙してしまうと思います。皆さんもぜひ大切な人を想いながらご覧いただけると嬉しいです」と述べる。古沢、堀切園、プライムビデオ ジャパンカントリーマネージャー・大石圭介のコメントは以下に掲載した。
なお「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」は、2023年3月にAmazon Originalドラマとして配信がスタートし、今年5月3日から6月7日までNHK総合テレビでも放送された。同作はPrime Videoで独占配信中。
米倉涼子 コメント
私はもともと原作の「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」の大ファンだったので、著者の佐々涼子さんの想いを引き継いで“THE MOVIE”という形でふたたびこの物語をお届けできることを嬉しく思います。この作品には、ひとつひとつの命にちゃんと物語があって、それぞれに愛や絆がある。どんな命にも意味があるというメッセージが込められています。エンジェルハースのメンバーがご遺族や故人の皆様に誠心誠意向き合う姿を、スタッフ・キャスト一丸となって心を込めて作っていますので、完成した作品を観たら私はきっとまた涙してしまうと思います。皆さんもぜひ大切な人を想いながらご覧いただけると嬉しいです。
古沢良太 コメント
皆さんの支持のおかげで、もう一度あの素晴らしい面々が集まってくれます。今回は映画ということで、また新たなチャレンジ。ですが描くべき芯は変わりません。「死」を描くということは「生」を描くことであり、無限にある誰かの人生はすべて語るべきドラマであると学んだ作品でした。身近な誰かの人生にひととき思いを馳せたくなるような作品になればと願っています。佐々涼子さんが遺してくださった宝石から生まれたビーズを、またひとつ、つなぐことが出来ることに感謝します。
堀切園健太郎 コメント
SNSには、「身近な大切な人に思いを馳せ、今の生き方を見つめ直した」という前向きな感想が溢れていた。そんな中、幸運にも続編が決定。那美と幸人の話はどうなるのか、他のメンバーにも活躍して欲しいし、映画版としてスケールアップし、前作を上回るものを作らなければ意味がない。再び古沢さんと脚本作りで格闘する日々がはじまった。異国での突然の死によって浮かび上がる愛や絆。この作品は広い意味でのラブストーリーだ。国境を跨いで紡がれる多様な愛の物語をお届けしたい。
大石圭介(プライムビデオ ジャパンカントリーマネージャー)コメント
前作のAmazon Originalドラマ「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」は、世界中の人々に多くの感動を与えた作品の一つとなりました。再び米倉涼子さんを主演に迎え、今度は映画として再びお届けできることをとても嬉しく思います。ドラマでは米倉さん演じる伊沢那美のプロフェッショナルな仕事ぶりや、ご遺族を想う気持ちに胸を打たれる物語が描かれました。映画ではさらにスケールアップした物語となっておりますので、ぜひご期待ください。
藤原カクセイ KAKUSEI FUJIWARA @KAKUSEI_KAKUSEI
またエンジェルハースの皆んなに会えました。
我々が堀切園監督が求めていたものに近づけたかは分かりませんが、監督の事だから、私達の足りない部分も含めてきっと素敵な作品に仕上げてくれると思います。 https://t.co/SwYRKjgzPy