丸井とまとの小説をもとにした同作は、個性を押し殺して他人に合わせ、自分を見失うことで自らの顔が認識できなくなる“青年期失顔症”を発症した高校2年生・間宮朝葉(まみやあさは)が、同級生の聖に振り回されながら自身を見つめ直していく物語。渡邉が朝葉を演じている。
場面写真には、聖がクールな表情で自転車通学をする様子やメロンパンを手にする姿が。彼の冷静な表情はキャラクター予告でも確認できるが、かつて水泳仲間として切磋琢磨した幼なじみ・祈との出来事によって抱える傷や葛藤も見え隠れする。
本作で映画初主演を飾った佐藤は、自身で考えたプランを監督に提案することもあったそうで「小説版とも違う、新しい解釈の聖を演じることができたんじゃないかと思います。僕が演じる聖をみて、これも朝比奈聖だなと思ってもらえたらうれしいです」とコメント。優しさをうまく出せず、ぶっきらぼうな態度をとってしまう聖については「根はすごく友達思いで、人の痛みがわかるいい子。ツンデレじゃないけど、そこのちょっとしたかわいさだったり、優しさがスクリーン越しに少しでも伝わったらいいなと思います」と語った。
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IMP.佐藤新、映画初主演作「青春ゲシュタルト崩壊」で“ちょっとしたかわいさ”を表現 https://t.co/kHggzf1O6C
原作:丸井とまと『青春ゲシュタルト崩壊』スターツ出版文庫