医師と子供たちが手をつなぎ行進、アンジェイ・ワイダ監督作「コルチャック先生」予告

1

69

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 6 22
  • 41 シェア

「地下水道」「灰とダイヤモンド」などで知られる、ポーランドの監督アンジェイ・ワイダが手がけた「コルチャック先生」の予告編がYouTubeで公開された。

「コルチャック先生」ビジュアル

「コルチャック先生」ビジュアル

大きなサイズで見る(全8件)

「コルチャック先生」場面写真

「コルチャック先生」場面写真[拡大]

戦後80年の上映企画としてリバイバル上映される本作は、生涯を子供たちに捧げたユダヤ系ポーランド人、ヘンルィク・ゴールドシュミットの半生をもとにした人間ドラマ。彼は教育者、小児科医、そして“ヤヌシュ・コルチャック”の筆名で児童文学者としても活動した。

「コルチャック先生」場面写真

「コルチャック先生」場面写真[拡大]

「コルチャック先生」場面写真

「コルチャック先生」場面写真[拡大]

物語の舞台は、1936年のポーランド。ユダヤ系のコルチャックはナチスドイツの影が忍び寄る中、ユダヤ人児童のための孤児院を設立する。やがて第2次世界大戦が勃発し、ドイツ軍がワルシャワを占領。ユダヤ人の強制収容が始まる。子供たちを守り抜こうとするコルチャックをヴォイチェフ・プショニャクが演じた。

予告は子供たちに囲まれるコルチャックの姿からスタート。ナチスドイツによって彼らの生活が戦争にむしばまれていく様子、コルチャックが「安らかで 尊厳がある死を」と叫ぶ場面、コルチャックと子供たちが手をつなぎ行進するシーンが収められている。

「コルチャック先生」は6月13日より東京・YEBISU GARDEN CINEMA、Morc阿佐ヶ谷ほか全国で順次上映される。脚本は「太陽と月に背いて」「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」などを監督したアグニェシュカ・ホランドが手がけた。撮影はヴィム・ヴェンダース、ジム・ジャームッシュ、ラース・フォン・トリアーらと組んできたロビー・ミューラー、音楽はポーランドの作曲家ヴォイチェフ・キラルが担当している。

映画「コルチャック先生」予告編

この記事の画像・動画(全8件)

Image: Ziegler Film/Renata Pajchel

読者の反応

  • 1

映画ナタリー @eiga_natalie

医師と子供たちが手をつなぎ行進、アンジェイ・ワイダ監督作「コルチャック先生」予告
https://t.co/5RGIDtGbGq

#コルチャック先生 https://t.co/tfWZW4CL5z

コメントを読む(1件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 コルチャック先生 / アンジェイ・ワイダ / アグニェシュカ・ホランド の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。