映画「
本作では、過去に悪事を犯した無法者チーム〈サンダーボルツ*〉がアベンジャーズに代わり世界の危機に立ち向かっていくさまが描かれる。フローレンス・ピュー、セバスチャン・スタン、デヴィッド・ハーバー、ワイアット・ラッセル、ハナ・ジョン=カーメン、オルガ・キュリレンコが出演。監督はNetflixシリーズ「BEEF/ビーフ ~逆上~」のジェイク・シュライアーが務めた。
エレーナ役の田村は「〈サンダーボルツ*〉は優しい気持ちをいっぱい持っている楽しいチームです! 暗殺者として生きてきたエレーナですが、“姉(ブラック・ウィドウ / ナターシャ)”ゆずりの優しさや強さ、意志を継いでいるんです。そこを大切に意識して演じました」と述べる。チームのまとめ役として登場するウィンター・ソルジャー / バッキーを演じた白石は「彼は過去の罪にとらわれ続け、下を向いて生きてきた時間がとても長い。それがようやく前を向いて、新しい仲間と出会って……。なんか感慨深いです」としみじみ話した。
マーベル作品で主要キャラクターを演じるのが初となる梶は、未だベールに包まれた謎の男ボブ役で参加。梶は「ありがたいですね。憧れていたので。声優としてすごく光栄なこと」と喜びを明かす。本作については「今までのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に登場してきたキャラクターたち、ポジション的にはサブだったようなメンバーが一堂に会して1つのドラマができる。これはものすごいことだなと思います。人間臭いし泥臭い! だからこそ面白いチームになっているのでは」とアピールした。
また「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」「アベンジャーズ」シリーズのロケット役で知られる加藤は「今までのMCU作品とは全然違うと皆さん思ったほうがいいかもしれません。日本のマーベルファンがどのように捉えるのか、僕自身すごく楽しみ。この『サンダーボルツ*』がポイントになって、ほかのシリーズを観ていない人もハマり始めるんじゃないかな」と語る。マンティス役の秋元は「クセや欠点がある個性的なメンバーが活躍するので、ガーディアンズに似たシンパシーを感じました」と続けた。
マーベル作品の大ファンを公言している佐藤は「最初は本当にこのメンバーに(世界を)任せていいのか?と思っちゃったんですが(笑)、観終わったあとに勇気をもらいましたね! すっごい面白い作品でした。推しはレッド・ガーディアンです。僕もふざけるのが大好きなので」とはにかむ。またイベントでは、タイトルにある「*(アスタリスク)」にちなみ、「自身に注釈や補足を付けるとしたら?」というお題が。佐藤は「クモを見つけたら噛まれに行く人」と答え、「(スパイダーマンに)なりたいんです。昨日アメリカで噛まれたんですけど……寝て起きたらこんな体になっちゃいました!」と鍛え上げた肉体を披露し会場を沸かせた。
2026年5月1日に全米で公開の「アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)」には、ピューやスタンといった「サンダーボルツ*」のキャストが出演することが明らかになっている。田村は「〈サンダーボルツ*〉がどういう立ち位置で出てくるのか気になります!」、白石は「彼らは何ができるのか。見当もつきません(笑)」、梶は「まずは皆さんにボブが何者なのかを知ってもらってからですね」とそれぞれ期待を込めた。
「サンダーボルツ*」は、5月2日より全国でロードショー。なお本作の日本語吹替版に加藤、秋元、佐藤は参加していない。
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まゆGttT♡ @mayu_ken_kuru
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