NHK Eテレの特撮番組「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」が映画化。「大長編 タローマン 万博大爆発」のタイトルで、アスミック・エース配給のもと8月22日に公開されるとわかった。
「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」は、“1970年代に放送された特撮ヒーロー番組”という体裁で芸術家・岡本太郎の言葉と作品をモチーフに制作された1話5分のモキュメンタリー。2022年の放送当時から口コミで広がり、続編の制作や関連イベントも行われた。
「大長編 タローマン 万博大爆発」では、1970年のある日、未来からやってきた恐ろしい奇獣が万博会場に襲いかかることから物語が展開する。舞台は“1970年代頃に想像されていた未来像”としての2025年に移り、さらなる“でたらめ”が繰り広げられることに。幾何学的な建物、透明なパイプで空中を移動する自動車、宇宙と交信する近未来都市など、昭和の子供たちが思い描いていた未来の世界でタローマンが奮闘する。作中には太陽の塔、地底の太陽、水差し男爵なども登場する。YouTubeでは予告編が公開中だ。
「なんだこれは!」「でたらめをやってごらん」という岡本の信念を伝えてきた「TAROMAN」。このたびの映画は、彼が万博に抱いていた思いをテーマに製作された。監督・脚本はテレビ版と同じく藤井亮が担っている。なお今後、海洋堂高知 / 南国堂が制作する「タローマン ベンダブルアクションフィギュア」や、ムビチケカードに限定版フィギュアが付属した「特別前売りセット」の販売も予定されている。
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
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“舞台は“1970年代頃に想像されていた未来像”としての2025年に移り、さらなる“でたらめ”が繰り広げられる”