本作は、“事故物件住みます芸人”
2月上旬、この日の撮影は東京・東宝スタジオ内に建てられたセットで行われた。事故物件3つのうち「降霊するシェアハウス」のパートとなる同シーンには渡辺に加え、ヤヒロの同居人である小山拓巳役の
「このシェアハウスで、やはり怪奇現象が起こっているのでは?」と思い始めたヤヒロたちが会話するシーンでは、監督・
当日の時点で、撮影は折り返し地点まで来ていた。中田は「僕は前作を“ポップなホラー”と称していましたが、今回は真っ向勝負の“真正ホラー”という感じです」「主人公が“住みます芸人”から“住みますタレント”に変わったということもあり、芸人さんのように笑わせようという要素は基本的にありません。とは言え怖さのみではなく、恋愛的なものだったり、人間ドラマも出てきます」と新作を語る。「前回よりもう少しリアルに寄せたかったというか、こういうことがあったら嫌だよねという等身大の感じを出したかったんです」と意図を伝えた。
渡辺の演技についても触れ「主になるシーンはしっかりリハーサルをしました。それぞれのシーンで相手が変わる中でも、渡辺くんはどう演じるかをよく自分で咀嚼してくださったと思います。繊細な演技が要求されることもあれば、わっと驚いたり叫んだりと大きな芝居が必要なところもあります。現場に入ってから、そのニュアンスをきっちり演じ分けてくださっている。リハーサルのときに比べて、その進化ぶりに驚いています。普段から画面の中心にいて、たくさんの方に見つめられてきているからこそ、ここぞというときに集中力を発揮できるのだと思いました」と称賛する。そして「クランクインが吉田鋼太郎さんとのシーンだったんですが、そのツーショットでも負けない力があって。本番に強いタイプと言うべきなのか、撮影が始まるとグイッとギアアップするような印象を受けました」とも加えた。
また事故物件に関しては「半分冗談として、僕はスタッフに『死亡遊戯』的にステージアップしているのだと伝えています。それぞれに違う霊が住んでいて見せるものも違いますが、(今日の撮影は)3軒目なので、まずは1軒目を生き延びなければいけないと。味わいがそれぞれ違いますので、1軒目2軒目はこうだったけど、3軒目はこうくるのか!とお客さんに思ってもらえればすごくいいなと思っています」と期待をあおる。
プロデューサー・宇高武志は、中田の現場がとても新鮮に感じたと話して「僕が一番びっくりしたというか、なるほどと思ったのは、(会話などの)芝居のシーンとホラーのシーンで撮るスピードが全然違うことです。芝居のシーンではテイクをあまり重ねないようにしているんだろうなと感じました。そのために事前リハーサルをしっかりやっていて、キャラクターなどのすり合わせはクランクイン前にすでに終わっているわけです。だから芝居のシーンはすごく早いんですが、ホラーのシーンになった途端に中田監督がめちゃくちゃ粘るんです。立ち位置が数ミリ変わるだけで影の入り方も変わりますし、幽霊の顔やディティールがどこまで見えるかも違うので、ものすごくこだわって撮っていらっしゃる」と率直な驚きを語った。
続けて「基本的にはロケで撮っています。ただこのシェアハウスに関しては絶対にロケで撮れない怪異が起こるので、セットを組みました。降霊術を行ったことで、あることが起こるんですが、派手さという意味ではこの物件が一番かもしれません。このシーンの最後はアクロバティックな画も見どころになるので、そういったサプライズもいっぱい用意しています」とアピールした。
「事故物件ゾク 恐い間取り」は7月25日より全国ロードショー。
※宇高武志の高は、はしごだかが正式表記
norikichishio @norikichishio
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