韓国映画「
市井の人々の視点から光州事件を描く本作。1980年5月、チョルスの祖父は念願だった中国料理店をオープンさせる。家族と幸せに包まれていたチョルスだったが、のちに光州事件という歴史的悲劇に見舞われるのだった。
どんな状況でも笑顔を絶やさないチョルスの母親を演じたキム・ギュリ。彼女は「台本をいただいた当時はラジオのDJをしていました。木浦に行って撮影することが負担だったので、しばらく放置していたのですが、台本を読んでみたらすごく面白いじゃないですか。それで出演を決めました」と明かす。さらに「『ソウルの春』が社会的なイシューとなり、好評を博したことが本作の公開を後押ししました。本作は『ソウルの春』の後を描いたものです。12.12を防げなかったから、5.18の民主化運動が起こってしまった。ですので、この作品も多くの人に興味を持っていただけました」と語った。
ペク・ソンヒョンは、酒飲みだが父親の中華料理屋で仕事に励むチョルスの叔父役で出演。彼は、カン・スンヨンが美術監督としての30年のキャリアをすべて注ぎ込んだというセットについて「木浦のセットを見に行ったんですが、監督はその分野では大御所ですので、ほかとはまったく違いました。実際に1980年に全羅南道の路地裏にあった中華料理店を訪れた感じでした。素晴らしいディテールであふれていたので、演技に没入できてよかったです」と言及する。なお、同作で監督デビューを飾ったカン・スンヨンは「この映画は小さな市民の物語です。私は戦士や英雄たちを見せたかったのではなく、民主的な蜂起に参加するしかなかった普通の人々を見せたかったのです」とコメントした。
「1980 僕たちの光州事件」は、4月4日より東京・シネマート新宿ほか全国で公開。カン・シニル、ハン・スヨン、ソン・ミンジェらもキャストに名を連ねた。
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キム・ギュリ、ペク・ソンヒョンが韓国映画「1980 僕たちの光州事件」語る (ナタリー)
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