NHKの連続テレビ小説で恒例となっているバトンタッチセレモニーが先日、東京都内で開催。「
セレモニーの1カ月ほど前に「おむすび」の撮影を終えている橋本。撮影を振り返って「クランクアップのときのことを忘れることができずにいるというか、1年近く『おむすび』の結ちゃんという役に寄り添っていたので、まだまだ私の中に結ちゃんがいる気がしていて。1カ月も経ったと数字で聞くと、びっくりしますね」と語る。
「あんぱん」は「アンパンマン」を生み出したやなせたかしと小松暢をモデルにした作品。ヒロインの朝田のぶを演じている今田は「撮影が始まってあっという間に半年経ち、残りもあと半年ほどということに、早くもさみしさを感じています。毎日すごく楽しく撮影できていて、とても幸せに朝田のぶを演じさせていただいています」と充実した様子を見せた。
橋本は放送開始を控える今田に向けて、「今日お会いして変わらず元気な姿を見られてほっとしました。私も(伊藤)沙莉さんからバトンタッチのときに聞いたのは健康面の話で、よく食べてよく寝てというのが1年を乗り切るにはすごく大事なのかなと思っています。病気もけがもなく、がんばっていただきたいなと思います」とエールを送る。
ゆかりの品を贈り合う場面では、おむすびとあんぱんのほかに、ドラマの舞台にちなんだものも。橋本は「おむすび」の舞台となった兵庫・神戸が“靴のまち”としても知られることから、特注のスリッパをプレゼントした。今田が長い撮影で快適に過ごせるよう、上質な革で仕立てられ、タイトルロゴも刻印されているという。
スリッパは“あんぱん色”の風合いとなっており、今田は「こんがりあんぱんのように焼けている……焼けてはいないですね(笑)。素敵な色合いのスリッパをいただいて、これで最後まで撮影を乗り切りたいと思います。ありがとうございます」と喜んだ。一方の今田は「あんぱん」の舞台・高知の特産品である鳴子を手渡した。
最後に橋本は、改めてバトンの重さを実感したことに触れつつ「今バトンを渡したときに、なんだかすごくさびしさを感じました。同時に『おむすび』から『あんぱん』へということで、どちらも食に関するネーミングという縁もあるので、『あんぱん』も楽しみにしています」とコメント。バトンを受け取った今田は「1年間『おむすび』で前向きな結ちゃんとして過ごされてきた橋本さんからバトンを受け継いで、改めて『いよいよスタートするんだ』というのを感じています。撮影をともにしているスタッフの皆様に見守っていただいているので、それをしっかりと受け止めながらこの先もみんなでがんばりたい」と意気込んだ。
「おむすび」は3月28日に最終回を迎え、「あんぱん」は3月31日にスタートする。
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