「フォレスト・ガンプ」の3人が再結集、トム・ハンクスら「HERE」の撮影語る

ロバート・ゼメキスが監督を務め、トム・ハンクスとロビン・ライトが共演した映画「HERE 時を越えて」の特別映像がYouTubeで公開された。

グラフィックノベル「HERE ヒア」をもとにした本作は、ある家の一角から定点観測し、恐竜が駆け回る太古の昔から現代まで、目の前で起こる無数の出来事をつづる物語。ハンクスとライトが演じたリチャードとマーガレットの男女を中心に、その家のリビングで過ごす幾世代もの家族が交差して描かれる。ポール・ベタニー、ケリー・ライリー、ミシェル・ドッカリーも出演した。

1994年に公開され、アカデミー賞で作品賞など6部門を制した「フォレスト・ガンプ／一期一会」以来の再結集となったゼメキス、ハンクス、ライト。映像には同作のスチルなどが映し出され、ハンクスは当時を述懐。ライトが「HERE 時を越えて」について「私が知る中でもかなり独創的な作品」と語る姿も確認できる。

2人は本作で10代から70代までの年齢を演じた。ゼメキスはモニタ上でさまざまな年代の顔に入れ替わる最新VFX技術を使用しており、「今だからこそ作れた映画だ。年齢ごとのトムとロビンの画像が大量に収集され、それらを化粧のように映像に施すんだ」と回想。ハンクスは「すばらしい人生。それがすべて“ここ＝HERE”で起こる。完璧なタイトルだね」と語った。

「HERE 時を越えて」は4月4日に東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開。なお劇中にリクライニングチェア・レイジーボーイの発明家が登場することを記念し、同商品とのコラボキャンペーンが決定。3月14日から31日までキャンペーン参加店舗でレイジーボーイの指定シリーズを購入した人のうち、抽選で10組20名に本作の鑑賞券が贈られる。詳細は映画の公式サイトで確認を。

映画「HERE 時を越えて」特別映像（私たちをここに導いたもの）