愛知県三河の繊維産業に切り込む「わたのまち、応答セヨ」5月公開、語りは岸井ゆきの

繊維産業で発展した愛知県三河の蒲郡市を舞台にしたドキュメンタリー「わたのまち、応答セヨ」が、5月2日より東京・新宿シネマカリテほか全国で公開決定。予告編とポスタービジュアルが解禁された。

本作は、かつては活気に満ちあふれた繊維産業の今に切り込みながら、さまざまな出会いが「繊維の街」に奇跡をもたらすさまを記録したドキュメンタリー。「進め！電波少年」で知られる土屋敏男が企画・プロデュースし、「過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道」の岩間玄が監督を務めた。語りは「ケイコ 目を澄ませて」の岸井ゆきのが担当。

制作陣は「街の繊維産業に光を当てる映画を作ってほしい」と市の依頼を受けるも、街の構造的な問題と人々のあきらめムードもあり、映画制作は難航。そんな中、わたを種から育て紡ぐ80歳の職人と出会ったことから、映画作りがその職人の背中を押し、街を揺さぶり、人々の情熱を駆り立てていく。予告はYouTubeで公開中。

ドキュメンタリー映画「わたのまち、応答セヨ」予告編