Netflixが2025年の海外作品ラインナップ発表、デル・トロ新作「Frankenstein」は11月配信

2025年1月31日 7:00 51 3 映画ナタリー編集部

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

13 24
14 シェア

記事へのコメント（3件）

Netflixで2025年に配信される海外作品のラインナップが明らかに。ギレルモ・デル・トロが監督を務めるNetflix映画「Frankenstein（原題）」のファーストルックが解禁され、11月に配信されることがわかった。

Netflix映画「Frankenstein（原題）」ファーストルック

大きなサイズで見る（全7件）

「Next on Netflix」ビジュアル［拡大］

米ロサンゼルスで開催された「Next on Netflix」にて、2025年配信の主な映画とドラマシリーズを発表したNetflix。最高コンテンツ責任者（CCO）を務めるベラ・バジャリアは、今年のNetflix について「私たちがやることはたった1つです。最高の映画、シリーズ、ドキュメンタリー、コメディ、アニメとライブ配信を届けること、そしてそれらを50の言語で生み出すことです。私たちは圧倒的な声、新しいアイデアに大きく賭けていくことを恐れません」と語った。

「シェイプ・オブ・ウォーター」で第90回アカデミー賞の作品賞・監督賞などに輝いたデル・トロ。「Frankenstein」は科学者ヴィクター・フランケンシュタインと彼が生み出した怪物を描いたメアリー・シェリーによる小説「フランケンシュタイン」にもとづく物語だ。あらすじは「才能に恵まれるも尊大なフランケンシュタイン博士は、恐ろしい実験によってある怪物に命を吹き込む。だが博士と悲劇の怪物を待つのは破滅の結末だった」と発表されている。キャストにはオスカー・アイザック、ジェイコブ・エロルディ、ミア・ゴス、フェリックス・カメラー、ラールス・ミケルセン、デヴィッド・ブラッドリー、チャールズ・ダンス、クリストフ・ヴァルツが名を連ねた。

「マイヤーウィッツ家の人々（改定版）」「マリッジ・ストーリー」「ホワイト・ノイズ」とNetflixとのコラボレーションが続いているノア・バームバックの新作映画も明らかに。「メリー・ポピンズリターンズ」で知られる俳優のエミリー・モーティマーと共同で脚本を執筆した「Jay Kelly（原題）」が2025年秋に配信される。ジョージ・クルーニー、アダム・サンドラー、ローラ・ダーンが主演を務めたほか、ビリー・クラダップ、グレイス・エドワーズ、ステイシー・キーチ、ライリー・キーオ、パトリック・ウィルソン、ジム・ブロードベント、イヴ・ヒューソン、アルバ・ロルヴァケルが出演。バームバックのパートナーであるグレタ・ガーウィグもキャストに名を連ねた。

Netflix映画「RIP（原題）」ファーストルック［拡大］

「The Ballad of a Small Player（原題）」メイキング写真［拡大］

このほかNetflix映画では、マット・デイモンとベン・アフレックが共演したジョー・カーナハンの新作「RIP（原題）」のファーストルックが解禁。ダニエル・クレイグが主演する「ナイブス・アウト」シリーズの第3弾「Wake Up Dead Man: A Knives Out Mystery（原題）」シャリーズ・セロン主演のアクション大作「オールド・ガード2」、「西部戦線異状なし」「教皇選挙」のエドワード・ベルガーがコリン・ファレルやティルダ・スウィントンをキャストに迎えた「The Ballad of a Small Player（原題）」、「ワンダー君は太陽」で知られるスティーヴン・チョボスキーが監督した「Nonnas（原題）」もラインナップに並んだ。

「ウェンズデー」シーズン2集合写真［拡大］

「ストレンジャー・シングス未知の世界」シーズン5集合写真［拡大］

Netflixシリーズでは、「イカゲーム」「ウェンズデー」「ストレンジャー・シングス未知の世界」「ブラック・ミラー」といった大ヒット作品の新シーズンがお目見え。さらに、ロバート・デ・ニーロがサイバー攻撃の真相を究明する元大統領を演じた「ゼロデイ」、ジュリアン・ムーア、ケヴィン・ベーコンらが出演した「セイレーンの誘惑」、チャーリー・ハナムが連続殺人鬼のエド・ゲインを演じた「モンスターシリーズ第3弾（仮題）」、日本の人気マンガを実写化した「賭ケグルイ Bet」、「ゲーム・オブ・スローンズ」「三体」を手がけたデイヴィッド・ベニオフがエグゼクティブプロデューサーを務める「Death by Lightning（原題）」などの配信を予定している。

スパイク・リーがエグゼクティブプロデューサーを務める3話構成のNetflixシリーズ「Katrina: Come Hell and High Water（原題）」は8月に配信決定。2005年8月に発生したハリケーン・カトリーナに関する物語で、20年の時を経て、かつて壊滅的な被害を受けたルイジアナ州ニューオリンズの街や人々を映し出す。人為的な要因がもたらした悲劇であること、街を回復不能なまでに変えてしまうほどの深刻な影響、難航を極めた街の復旧について紐解いていく。ショーランナーとプロデューサーはアリサ・ペインが担当。監督にはリーに加え、ジータ・ガンドビール、サマンサ・ノウルズが参加した。

主なラインナップは以下の通り。YouTubeではNetflixオリジナル作品の世界が交錯する特別映像が公開中だ。