守ってくれて、ありがっさま！深川麻衣×若葉竜也「嗤う蟲」不穏なマナーCM解禁

深川麻衣が主演を務め、若葉竜也と共演した映画「嗤う蟲」の劇場用マナーCMがYouTubeで解禁された。

日本各地で起きた村八分事件をもとにした本作。都会を離れ麻宮村に移住した夫婦が、村社会の闇に隠された“掟”に触れたことから物語が展開していく。深川がイラストレーターの杏奈、若葉が脱サラした夫・輝道を演じた。

映像にはマナーの注意喚起を行うナレーションに続いて、麻宮村の村人が「守ってくれて ありがっさま！」とセリフを発する様子を収録。祭りを行う一幕では大盛り上がりの村人たちの姿に合わせ「場内では騒がない」、松浦祐也扮する隣人・三橋が鎌を持って歩くシーンには「危険物の持ち込みは禁止しております」と言葉が添えられた。終盤では輝道が口にする「ありがっさま……」も聞くことができる。

なお、本作が2月28日から3月9日にポルトガルで行われるポルト国際映画祭の監督週間部門に出品されることも明らかに。監督の城定秀夫からのコメントを後掲した。さらにムビチケ前売り券（オンライン）やムビチケ鑑賞券を使用して鑑賞した人に、登場人物のビジュアルを使用したムビチケデジタルカードが贈られることも決定。デザインは7種類用意され、深川、若葉、松浦のほか田口トモロヲ、杉田かおる、片岡礼子、中山功太が演じた各キャラクターの表情が収められている。

「嗤う蟲」は、1月24日より東京・新宿バルト9ほか全国でロードショー。脚本を「ミスミソウ」「毒娘」の内藤瑛亮と城定が執筆した。

映画「嗤う蟲」マナーCM

城定秀夫 コメント（ポルト国際映画祭への出品について）

僕は今まで、いわゆるジャンル映画を数多く手掛けてきた監督なのですが、本作「嗤う蟲」はホラーともスリラーともつかないジャンル不定の不思議な魅力をまとった映画に仕上がったと感じています。ご覧頂くみなさまが、どのような見方をし、どのような感想を抱くのか楽しみにしております。