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松重と甲本は、約40年前に映画監督、バンドマンを目指してそれぞれ上京し、同じ日に東京・下北沢の中華料理店・珉亭(みんてい)でアルバイトを始めたことで出会った。対談では、松重が甲本に主題歌を依頼した経緯や、タッグを組んだことへの思い、夢を追いかけていた頃の思い出、珉亭でのエピソード、作品にちなんだ「ハングリー」にまつわるトークが繰り広げられる。
松重には、甲本を主演に迎えて8mmフィルムで映画制作をした経験があった。映像の中で彼はその作品が未完のまま終わったことに触れ、「(映画の監督をするにあたって)主演俳優であったヒロトくんに音楽を作ってもらいたいと僕からラブレターを出した」「最高の楽曲ができまして、それに背中を押された」と40年越しのタッグを喜ぶ。当の甲本は「豊に主題歌を頼まれたとき、ものすごいうれしかったよ」と率直な心境を明かした。
松重によれば、そのラブレターには「腹減っとんじゃ!という曲を、ボ・ディドリー・ビートで作ってください」と要望が記されていたそう。甲本の曲作りは“そのとき出てきたものをそのままバンドでやる”というスタイルのため、普段はリクエストに応じられないというが、「孤独のグルメ」の大ファンでもあった彼は「自分は好きなものの側にいたいだけだから、今回作品の側にいられたのは、世間の人に『どうだい? 俺、側にいるぜ』と自慢できる」「“特別”っていう時がある。今回が“特別”だった。『あぁ。特別な時が来た』と思ってやってみた」との気持ちからオファーを受けたと回想した。
なお12月10日25時スタートのニッポン放送「星野源のオールナイトニッポン」に、松重がゲスト出演する。番組内では「空腹と俺」の音源がラジオで初オンエアされる。
「劇映画 孤独のグルメ」は2025年1月10日より全国ロードショー。オムニバス形式のドラマ「
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「孤独のグルメ」松重豊×甲本ヒロトの対談が公開中、40年越しタッグのきっかけはラブレター(動画あり) https://t.co/5rStzO3fpd