「フジヤマコットントン」の
2021年に日本公開された「東京自転車節」は、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言下の東京をウーバー配達員の視点で捉えたドキュメンタリー。青柳自ら配達員として働き、全編スマートフォンとGoProでコロナ禍の東京の街と日常を撮影した。
「POV」のエグゼクティブプロデューサー、クリス・ホワイトは「『Tokyo Uber Blues』は、急速に変化する経済がもたらす課題をユーモアと厳粛さの両方で捉えた、現代にふさわしい映画です」とコメント。青柳は「この映画が今、アメリカの観客に届けられていることをとても嬉しく思います」と語っている。
YouTubeではアメリカ版のトレイラーが公開中。
「Tokyo Uber Blues」Official Trailer
クリス・ホワイト(「POV」エグゼクティブプロデューサー)コメント
「Tokyo Uber Blues」は、急速に変化する経済がもたらす課題をユーモアと厳粛さの両方で捉えた、現代にふさわしい映画です。パンデミックの真っ只中に青柳監督が、ギグワークの労働力として参入したことは、私たちの新しいシステムが必ずしも労働者のために機能しているわけではないことをはっきりと浮き彫りにしています。苦闘の人生を皮肉たっぷりに描いたこの作品は、ドキュメンタリー界の新鋭による爽快で厳粛なデビュー作です。
青柳拓 コメント
コロナ禍で生活や労働環境が変わる中で、ギグワークが私と社会のニーズを繋げてくれました。この種の仕事には魅力がありますが、ビデオゲームをしているようなものでその勢いを止めることができません。すぐに利益を上げることが義務でしたが、私の体は歯車になっていることを実感しました。良いか悪いかは別として、私は身体的で観て楽しい映画を作ろうとしました。この映画が今、アメリカの観客に届けられていることをとても嬉しく思います。
青柳 拓 Aoyagi Taku @otogisyrupz
映画ナタリーさんに取り上げていただきました!🎉『東京自転車節』(英題: Tokyo Uber Blues)がいよいよアメリカ公開!ギグワークの本拠地があるアメリカへ行きます!新ビジュアル、新予告編をぜひみてみてください。 https://t.co/m8Ez3K3wAx