映画「
本作は人気現代美術家のアシスタントをしていたが、事故による腕のけがで職を失った主人公・沢田の物語。部屋の床にいた蟻に導かれるように描いた◯(まる)をきっかけに、沢田の日常は◯に浸食され始める。このたび公開された場面写真には、◯を描く沢田や、彼が◯にとらわれる姿、◯の中に収まる様子が切り取られている。
堂本へのあて書きで沢田というキャラクターを作り上げた荻上は「30代で映画監督デビューしたのですが、なかなかうまくいかなくて、『ああ、もう嫌だ』と悩んだ時期がありまして。そんなときにたまたまテレビに出ている堂本さんを拝見して、『あれ……私よりもっとつらそうな人がいる』と、すごく興味が湧いてしまったんですね」と回想。そして「プロデューサーから『誰に興味があって、誰と一緒に映画を作りたいか』と聞かれるたび、堂本さんのお名前を常々挙げていました」と、タッグを熱望していたことを明かす。
脚本の執筆では堂本の過去のインタビューからヒントを探し始め、“自分がわからなくなってしまう人の話”を物語の根幹に置くことに。荻上は「不条理的な要素がけっこうあるし、自分が何者なのかわからなくなってしまうという部分は、書くのがとても難しくて。でも、そういう経験って誰しもあると思いますし、それこそ堂本さんのインタビューからたくさんヒントをいただきながら、シナリオを練り上げていったという感じでした」と振り返っている。
ムビチケカード第2弾は9月6日に発売。街を背にした沢田が空中の◯を見つめる姿を捉えた新規ビジュアルが使用されている。
「まる」は10月18日より全国ロードショー。綾野剛、吉岡里帆、森崎ウィン、戸塚純貴、柄本明、小林聡美らもキャストに名を連ねた。
関連記事
堂本剛の映画作品
リンク
Ishit Omprakash @Omprakashindia5
@eiga_natalie “◯”にとらわれる新写真5点
・ムビチケカード第2弾 も解禁
👇詳細はこちら