なんてこった！ハ・ジョンウ×チュ・ジフン「ランサム 非公式作戦」の爆破シーン解禁

ハ・ジョンウとチュ・ジフンが共演した韓国映画「ランサム 非公式作戦」より、本編映像の一部がYouTubeで公開された。

物語の舞台は「中東の真珠」と呼ばれながらも、キリスト教勢力とイスラム教勢力の紛争により内戦が起きていた1987年のレバノン・ベイルート。ハ・ジョンウ演じる外交官ミンジュンと、チュ・ジフン扮する現地の韓国人タクシー運転手パンスが手を組み、捕らわれた外交官を救うべく街を突き進むさまが描かれる。

抜粋された本編映像は、非常に危険だった当時のベイルートで突発的な大事故が起こるシーン。ミンジュンとパンスは給油のためガソリンスタンドに立ち寄るが、そこは武装した兵士が運営する殺気と緊張感あふれる場所だった。支払いを済ませていると、近くにいた不審車両が突然爆発。2人はアクセル全開で撤退し、「なんてこった」と戸惑いの表情を浮かべる。

監督を務めたキム・ソンフンは「誘拐された外交官、ミンジュン、そしてパンス、それぞれが直面する状況は彼ら自身の『災難』であり、その状況から抜け出すための行動が物語の『アクション』です。そして、彼らが心理的に危機を経験することが『サスペンス』や『スリル』となり、私たち観客はその過程を観察することで『ユーモア』を感じます。誰かが他人を救うというテーマを通じて、この救出作戦の過程を、最大限に映画的な楽しさとして表現したいと思いました」とコメントしている。

「ランサム 非公式作戦」は9月6日に東京・新宿バルト9ほか全国で公開。

映画「ランサム 非公式作戦」本編映像