安倍晴明と源博雅はなぜバディに？「陰陽師0」ソフト特典のオーディオコメンタリーで解説

山崎賢人が主演を務めた映画「陰陽師0」のBlu-ray / DVDが9月4日に発売。このたびプレミアム・エディションの音声特典として収められた、監督の佐藤嗣麻子と原作者・夢枕獏によるオーディオコメンタリーの一部が明かされた。

小説「陰陽師」シリーズの夢枕獏が全面協力した「陰陽師0」は、呪術師・安倍晴明の学生時代がオリジナルストーリーで紡がれる呪術アクション・エンターテインメント。山崎が晴明、染谷将太が晴明と衝突しながらも一緒に事件の解決に挑む貴族・源博雅を演じたほか、奈緒、安藤政信、村上虹郎、板垣李光人、國村隼、北村一輝、小林薫らもキャストに名を連ねた。

まず晴明が冒頭に着用した衣装について、佐藤のこだわりが話される様子が収録された。さらに晴明と博雅は立場の違いから会うことができなかったはずであることから「なぜ博雅が晴明のバディとなったか？」と質問する佐藤に対して、夢枕は「『今昔物語』を読み、適任者が博雅だと思った」と創作の裏側を告白。加えて晴明と博雅が火竜から逃れるシーンで風を使用するために用意したヘリコプターが「空撮もできるじゃん」と一役買ったというエピソード、火竜の攻撃を受けた博雅を晴明が守るシーンに「ホロッときた」と夢枕が感想を伝える場面も聴くことができる。

「陰陽師0」Blu-ray / DVDのプレミアム・エディションではメイキングやイベントの様子も楽しめるほか、封入特典として全24ページのフォトブックレット、5枚組の両面アートカード、クリアファイルも付属されている。なおソフト発売に先駆け、本日7月31日に先行ダウンロード販売が開始された。

※山崎賢人の崎は立つ崎（たつさき）が正式表記

映画「陰陽師0」本編冒頭映像