監督は20歳のシタンダリンタ、40歳女性をめぐる孤独と愛の物語「言い訳」劇場上映

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映画「ミス・サムタイム」「Amourアムール」「ぼくならいつもここだよ」などを手がけた2003年生まれのシタンダリンタが監督、脚本、編集を担った映画「言い訳」。同作が9月21日から大阪・シアターセブンにて1週間限定で上映される。

「言い訳」メインビジュアル

「言い訳」メインビジュアル

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「言い訳」は40歳の女性・早苗をめぐる孤独と愛の物語。彼女はかつての交際相手に意地を張るべく、偶然知り合った18歳の青年・天人に息子のフリを依頼する。その嘘はあっという間にバレるが、本当の息子と過ごすような特別な夜を経験した早苗。そして時が流れ、ある日、SNSで天人らしき人物が失踪したという投稿を見つけた彼女に“母性”が湧き上がってくる。篠崎雅美倉増哲州、秋山咲紀子、丹生尋子、水本啓貴、菅原一眞、澤多亮佑、海道力也がキャストに名を連ね、シタンダも四反田凜太名義で出演した。

シタンダリンタ

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シタンダは「三月にシナリオブックを発売し、その発売を記念して勢いで撮ったこの作品がまさかここまで自分にとって欠かせない映画になるとは思いませんでした」と思いをつづる。そして「是非沢山の方にご覧いただけますように」とメッセージを送った。

YouTubeでは、シタンダが編集したディレクターズカット版の予告編が公開中。

映画「言い訳」ディレクターズカット版予告編

シタンダリンタ コメント

三月にシナリオブックを発売し、その発売を記念して勢いで撮ったこの作品がまさかここまで自分にとって欠かせない映画になるとは思いませんでした。なんせシナリオの段階ではちょっとどうかと思うくらいに自分のみっともない側面が出過ぎていたから。けれど篠崎雅美さんを始めキャストの皆さん、宮本佳直さんの劇伴、怒涛すぎるスケジュールに必死で食らいついてくれたスタッフチームのおかげで、そのみっともない側面が思いのほか見応えのある人間ドラマへと仕上がった気がします。この作品は、最近ひしひしと感じつつあるこの世のある縁とない縁に想いを馳せて書いたものです。二十歳を迎えてこれまで以上に街へ出るようになりました。すれ違うように多くの出会いと別れがあり、時折出会う“縁のありそうな人”が、本当に縁のある人なのかどうか。九月、本作が初めて映画館で上映されます。それこそ映画館なんて、僕にとっては摩訶不思議な場所。同じ映画を見に同じ場所へやってきた者同士。それでもあの席に座るあの人は今後の人生で一度も会うことがなければ、あの人が死んでも自分はその死を知ることはないし、逆も然り……当たり前だと言われれば当たり前だけど、もしかしたらそれってすごく不思議で、面白いものなのではと、作り終わった今でも変わらず感じています。是非沢山の方にご覧いただけますように。

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読者の反応

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海道 力也 @KaiduRikiya

少し出演させて頂いた作品です♪
監督は20歳のシタンダリンタ「言い訳」劇場上映(予告編 / コメントあり) https://t.co/4mTre3VMvj

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