韓国ドラマ「レッド・スワン」のオンライン会見が7月2日に行われ、キャストの
本作は、ある男女が韓国上流階級トップ1%に入る財閥家の秘密を暴いていくさまを描いたサスペンス。ファイン財閥の副会長の妻であり、ナウ財団の理事長であるオ・ワンスはある日何者かによる銃撃の標的となる。彼女の命を救ったのは会場にいた元警察官のソ・ドユン。彼は元同僚の死がファイン財閥となんらかの関係があることを知り、ワンスのボディガードとしてファイン家に潜り込むことに成功する。銃撃事件の黒幕が家の中にいると考えたワンスとドユンは、強欲な義母、不倫夫、その愛人、策略家の弁護士らファイン家の者たちの秘密を探っていくことに。そして欲望にまみれた一族の闇は、2人を命の危機へと追い込んでいく。キム・ハヌルがワンス、RAINがボディガードのドユンを演じた。
キム・ハヌルは「この作品はエピソードを重ねるごとにいろいろな物語が展開していきます。とても引き込まれて、出演を決めました」と明かす。RAINは「監督のファンでしたし、キム・ハヌルさんは私たちにとってミューズ。ソ・イスク先輩はじめ、皆さんと今回共演するチャンスをいただけてよかったです」と喜ぶ。またワンスの義母でファイングループの会長パク・ミランを演じたソ・イスクは「皆さんと共演して、なぜこれほどまでに人気を得ているのか肌で感じることができました。撮影中は幸せでした」と笑みをこぼした。
役作りに話が及ぶと、キム・ハヌルは「親善大使の役なので、そういった方の動作や人前に立つときの態度を研究しました」と回想。そんなキム・ハヌルについてRAINは「本当にプロでした。キム・ハヌルさんとソ・イスクさんは息ぴったりで。セリフのアクションを披露していました」とたたえる。
ワンスの夫・キム・ヨングクに扮したチョン・ギョウンは「役作りするにあたって、スペインやイタリアの財閥のイメージを取り入れたいと監督にお話ししたんです。それで髪を伸ばしました」とコメント。キ・ウンセは自身が悪女を演じていることに触れつつ「ただ悪い女性ではないという気持ちで演技しました」と言及した。
本作では今まで自身が演じてきたアクションとはひと味違ったものを披露しているというRAIN。「ラインが生きるようなアクションにしたくて、アクション監督と相談しながら取り組みました。カットを割るよりは、ロングテイクでアクションしようと。まだ完成したものを観られていないんですが、観るのが楽しみです」と期待を込めた。これを横で聞いていたパク・ホンギュンは「(RAINは)感情を繊細に表現できる素晴らしい俳優。アクションとともにそこも観てほしいです」と呼びかける。
キム・ハヌル、RAINは本作で動画配信プラットフォームが手がける作品に初参加を果たした。キム・ハヌルは「動画配信系の作品は初めてでしたが、撮影現場では違いは感じませんでした。このドラマは一度見出したら止まらない作品。役柄、物語もシンプルなので海外の方にも楽しんでいただけるのではないかと思っています」と自信をのぞかせる。RAINは、興行成績の予想を問われると「すごく期待していた作品が興行面で期待以上のものにならなかったり、逆もあります。(成績は)視聴者の皆さんに決めていただくもの。我々は現場でベストを尽くすのみです」と真摯に語った。
全10話の「レッド・スワン」はディズニープラスのスターで独占配信中。現在2話まで公開されており、毎週水曜日に新エピソードが2話ずつ配信される。
映画ナタリー @eiga_natalie
【会見レポート】キム・ハヌルが「レッド・スワン」に自信、監督はRAINを絶賛「素晴らしい俳優」(写真26枚)
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