「花腐し」が日プロ作品賞に輝く、主演賞は菊地凛子・光石研・松山ケンイチ

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第33回日本映画プロフェッショナル大賞の受賞結果が発表され、「花腐し」がベストテン1位と作品賞に輝いた。

「花腐し」場面写真 (c)2023「花腐し」製作委員会

「花腐し」場面写真 (c)2023「花腐し」製作委員会

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松浦寿輝の同名小説をもとにした本作では、ピンク映画業界で生きる映画監督・栩谷(くたに)と脚本家志望だった男・伊関の人生が、女優・祥子との奇縁によって交錯する様子が描かれる。栩谷役で綾野剛、伊関役で柄本佑、祥子役でさとうほなみが出演。なお、同作からは荒井晴彦が監督賞、さとうが新進女優賞に選ばれた。

「658km、陽子の旅」場面写真 (c)2022「658km、陽子の旅」製作委員会

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「逃げきれた夢」場面写真 (c)2022『逃げきれた夢』フィルムパートナーズ

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「ロストケア」場面写真 (c)2023「ロストケア」製作委員会

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主演女優賞は「658km、陽子の旅」の菊地凛子、主演男優賞は「逃げきれた夢」の光石研と「ロストケア」の松山ケンイチに決定。新人監督賞は「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」の金子由里奈に贈られる。すべての受賞結果は以下に掲載した。

1992年に創立された日本映画プロフェッショナル大賞は、プロデューサー、映画監督、脚本家、新聞記者、映画評論家、映画ジャーナリスト、ミニシアター支配人、映画宣伝担当者ら選考委員の投票と、実行委員会の独自の評価により決定される賞。授賞式は、7月6日に東京・テアトル新宿で開催される予定だ。

第33回日本映画プロフェッショナル大賞 受賞結果

ベストテン

1位「花腐し」
2位「福田村事件
3位「ほかげ
4位「愛にイナズマ
5位「アンダーカレント
6位「渇水
7位「市子
8位「PERFECT DAYS
8位「正欲
10位「リバー、流れないでよ

作品賞

「花腐し」

主演女優賞

菊地凛子「658km、陽子の旅」

主演男優賞

光石研「逃げきれた夢」
松山ケンイチ「ロストケア」

監督賞

荒井晴彦「花腐し」

新人監督賞

金子由里奈「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」

新進女優賞

さとうほなみ「花腐し」

特別賞

「福田村事件」製作チーム

特別功労賞

藤竜也(「高野豆腐店の春」および長年の功績に対して)

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読者の反応

佐藤佐吉 Sakichi Sato @sakichisato

一応私の選考結果
他の審査員とのあまりの乖離にショックを受けている
#日プロ
https://t.co/IXQOjfr2FL https://t.co/wNkVkPbuzb https://t.co/z0riOlEuMD

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