タイ発ホラー「フンパヨン」が7月公開、人形に対する信仰で村が恐怖に包まれる

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タイ発のホラー映画「フンパヨン 呪物に隠れた闇」が7月5日に公開決定。あわせて予告編とポスタービジュアルが解禁された。

「フンパヨン 呪物に隠れた闇」ポスタービジュアル

「フンパヨン 呪物に隠れた闇」ポスタービジュアル

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「フンパヨン 呪物に隠れた闇」ロゴ

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第19回大阪アジアン映画祭で上映された本作は、出家した兄弟のティーに会うため旅に出る青年タームの物語。彼はドンシンタム島の寺院で、フンパヨンと呼ばれる術式人形に魔術をかける彫刻家ジェットと出会い、ティーが住職を殺して逃亡したといううわさを聞く。しかし彼が人を殺すことができるとは思えないタームは、曽祖父シンタムの人形に対する村人たちの信仰に疑問を抱き始め、ただの盲目的な迷信だと考えるようになる。そして恐ろしい出来事が次々と起こり、シンタムの人形が壊されたことで、村人たちは呪いの儀式を開始する。

数々のタイドラマで知られるプーンパット・イアン=サマン(Up / アップ)とプーウィン・タンサックユーン(Phuwin / プーウィン)が共演。予告編には遺骨を土像に入れるという村の風習が映し出されるほか、奇怪な行動を繰り返す女性の姿などが収められた。神聖かつ恐ろしいものであるフンパヨンにはさまざまな流派があり、身を守るものもあれば、破滅を招くものもあるという。

監督のポンタリット・チョーティグリッサダーソーポンは「この作品では、フンパヨンへの信仰がタイ社会から決して消えていないことを伝えています。それどころか、人形に対する信仰はさらに強まり、そのことを悪用する悪い輩も出てきています」とコメント。本作ではフンパヨンに対するさまざまな考え方を描いたそうで「一番の狙いは観客に恐怖を与えることですが、これまでの監督作品と同じように、人間のいろいろな感情を表現することを心がけました」とつづっている。

「フンパヨン 呪物に隠れた闇」は東京・シネマート新宿ほか全国で順次ロードショー。

イベントレポート

映画「フンパヨン 呪物に隠れた闇」予告編

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(c)Five Star Production Co., Ltd. 2023

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METHIE @METHIE34

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